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紹介している商品
四季の移ろいに合わせて変化・進化し続ける絶品ジャムの数々
「美味しいジャム屋さんがある」。そう聞いて、ずっと気になっていたお店にやっと行くことが出来ました。
静岡市葵区鷹匠にある『しろくまジャム』。
息子と一緒だったので、ベビーカーを引いてドアを開けたら、女性のオーナーさんが優しく店内へ誘導してくれました。
店内では、店の名前にもなっている“しろくま”たちがお出迎え。
そして、すぐに目を引く、カラフルなジャムの数々。
この日並んでいたのは、いちごとカカオニブ、キーウィとココナッツ、清見オレンジ、金柑(こん太)、キーウィと白ワイン、大橘、レモン、せとかみかん、いちご、みかんとあらしお、いちごと黒こしょうとミント、いちごと桜のジャム……。
どれも本当に美味しそう!悩みに悩んで購入したのは、こちら。
【いちごと桜のジャム】と【せとかみかん】です。
いちごと桜のジャムは、ことしから販売をはじめたそうで桜が散るころまでの季節限定商品。
食べられる期間が短いというところにも惹かれたのですが、他のイチゴジャムにはない新感覚の味わいにも驚きました……!
店内で試食させてもらい、「この味、うちに持ち帰りたい!!」と即決。
いちごと桜の房の部分が入っているのですが、甘い・酸っぱい・しょっぱいが合わさった“甘じょ酸っぱい”味わいなのです。桜餅の味わいにいちごの甘酸っぱさが加わったような感じ。春を感じる美味しさです。
もう一つ、せとかみかんを購入した理由は、ここのみかんジャムが2016年にこのような賞をとったからです。
入賞したみかんジャムは、せとかではなく、青島みかんで作ったそうですが、今あるものでは、せとかのジャムが一番味が似ているとオーナーさんに教えてもらいました。
クラッカーに乗せていただきましたよ。
「ん…!結構苦みがある。でも全然嫌な苦みじゃない」これが率直な感想です。
甘ったるくなく、果汁を食べている感じ。
ここのジャムは、とにかく自然体。
材料となる果物は、オーナーさんが直接農家さんから買い付けていて、季節に寄り添って商品を作っているため、商品のラインナップがコロコロ変わるのだそうです。
「ない」不自由さを、季節を「待つ」楽しみに。そんな思いで、ひとつひとつ丁寧に作っているそうです。
味はもちろん、お店の雰囲気やオーナーさんの思いにも惹かれる『しろくまジャム』。
ギフトや静岡土産にもおススメです!
お取り寄せもできるので、是非ホームページをチェックしてみてください。
※掲載情報は 2017/03/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー
坂本洋子
神奈川県相模原市出身、東京都在住。地方局のアナウンサーを経て、2014年に独立。7年間の局アナ時代に取材したラーメン店は50軒以上、話を訪ねた農家は100人以上。その他グルメ取材を数多くこなす。JA広報誌の食コラムを2年間担当。2013年に結婚。夫はFC町田ゼルビアトレーナー・大沼理貴氏。ジュニア野菜ソムリエやフード・ライフコーデイネーターの資格を持つ。2015年に第1子、2018年に第2子を出産。現在は『お取り寄せ』にはまり中。常に美味しい情報を得るため、アンテナを張り巡らせている。