赤と黒 眺めてはあきもせず 輪島塗

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2014/11/27 公開

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赤と黒 眺めてはあきもせず 輪島塗

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高級料亭などプロから指名される輪島塗

赤と黒 眺めてはあきもせず 輪島塗

人間国宝(沈金)の前史雄さんとテレビで対談することになり、輪島漆器のイメージトレーニング中。

石川県輪島市の観光大使をしている。

全国に漆器産地はいくつもあるが、重要無形文化財に指定されているのは、輪島塗だけだ。

人口三万人あまりの町だが、人間国宝が二人もいる。

伝統工芸士に認定されている職人は数知れず。

輪島塗の赤と黒のお椀。

じっと眺めると、艶光りしている。 周りのモノが映り込んでしまう。

家具の鏡面仕上げ、あるいは磁器のよう。

女性に例えれば、クールビューティか。

ところが、ぐっと握り締めてみると、木のぬくもりが手のひらに、じんわりと伝わる。

漆は日本人の心に落ち着きを与えてくれる。

英語でジャパンを意味するのも納得。

プラスチック食器では、この美しさと肌触りは味わえるはずもない。

輪島塗のお椀で食べるご飯は少し贅沢な気持ちにさせてくれる。

お椀は輪島の藤八屋さんのお仕事。

藤八屋の奥さん塩士純永さんはお友達。

ご主人は職人として工房に一日こもり、純永さんは店頭に立つ。

夫唱婦随だ。

藤八屋の店内も漆塗で素晴らしい。

私もいつか漆塗りの書斎を輪島に持ちたい。

赤と黒の空間ならば、いい小説が書けるかもしれない。

赤と黒 眺めてはあきもせず 輪島塗

※掲載情報は 2014/11/27 時点のものとなります。

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キュレーター情報

今井彰

小説家・テレビプロデューサー

今井彰

石川県輪島市の観光大使です。奥能登は食材の宝庫。輪島と連動しながら海の里、山の里の美食家垂涎の旨いものをお伝えします。ちなみに奥能登の寒ブリは震えがくるほど美味しいです。仕事はテレビプロデューサー、TOKYO MXテレビで「ようこそ櫻の国へ」を担当。昔はNHKでプロジェクトXのプロデューサー、菊池寛賞などを受賞しました。食に関する番組はたくさん作ってきました。全国ネットワークを駆使して、希少な食材や、生産者の素顔などもご紹介したいです。
もうひとつの本業は小説家です。「赤い追跡者」(新潮社)「ガラスの巨塔」(幻冬舎)
ハードな中身ですが、魂を込めました。是非読んでいただけると嬉しいです。
TOKYO FMのパーソナリティです。「サードプレイス」「今井彰のヒューマンアイ」のレギュラーを持っています。
男のダンディズムを追求する鎌倉シャツTexTeqの専属モデルをしています。
色んな仕事をしていますが、いつもベストのものを創作し、発信し、皆さんと時代を共有してゆければと願っています。一緒に愉しみましょう。

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