2月14日を間近に控え、街中がバレンタインムードに染まっています。今年はどんなチョコレートを選ぶか、もう決まりましたか？たくさんありすぎて選べないと迷っている方のために、今回はいろいろな味を詰め合わせた一箱で何度もおいしいチョコレートをご紹介します。本命チョコはもちろん、自分へのご褒美チョコとしても人気のチョコレートですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

桜・抹茶・竹炭・紫蘇・すだち・胡麻・柚子・酒粕という日本ならではの和素材8種類を詰め合わせているのは、東京都港区白金台の結婚式場『八芳園』の「kiki」。日本の四季を楽しんでほしいとすべての素材は、全国各地の生産者さんと直接会い、その生産方法と生産者の人柄、品質なども含めて厳選したもの。単なるおいしさだけでなく、日本の生産者を守り育てるという大きな役目を持っているチョコレートなのです。

1949年創業以来、世界中のショコラ愛好家を魅了している『DelReY（デルレイ）』は、チョコレートの本場として知られるベルギー・アントワープ発のショコラティエ。宝石が有名なアントワープにちなんで作られた「ダイヤモンドショコラ」は、見た目も華やかで芳醇な香りと芸術的なデザインが特徴のまさに食べるジュエリー。写真は2016年のものですが、今年も新作の3レーバーを含めた8種類のダイヤモンドショコラが展開しています。

思わず目が釘付けになってしまうビビットなカラーのグラデーションが美しいチョコレートは、『サダハル・アオキ』の「ボンボンショコラ」。女性なら誰もがウキウキしてしまう色使いのチョコレートは、化粧パレットをイメージして作られたというから納得です。黄色は爽やかな香りの馬路村産ユズ、ラインの美しい緑色はわさびをはじめ、黒ごま・抹茶など、定番から斬新な風味まで揃い、ショコラの世界観をグッと広げてくれるはず。

フランスで最も権威のあるショコラ愛好家C.C.C.（クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ）で6年連続最高位を獲得する、兵庫県三田市の『パティシエ エス コヤマ』。2016年に作られたショコラはなんと65種類！その中からC.C.Cに出品された厳選の４種、醤油・ウーロン茶・コーヒチェリー・奈良漬を詰め合わせたのが「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY2016」です。一度食べたら忘れられない、個性的なショコラに出会えますよ。

大阪市にある『キャギドレーヴ』は、最高級マダガスカルカカオ豆を使ったクーベルチュールを店内で自家製造するショコラティエ。おすすめは、蓋を開けると鍵を模ったショコラが美しく並ぶ「コフレロン」です。ブランデーのような風味が漂う“75％ノワール”から、ミルキーなキャラメル感を奏でる“33％オレ”など、生産者・加工・配合を変えた全6種類からは、チョコ好きならワクワクしてしまう豊かな個性が感じられます。

パティシエ・辻口博啓氏の創作ショコラのお店『LE CHOCOLAT DE H（ル ショコラ ドゥ アッシュ）』。決して派手ではなく、小振りで控えめ、上品な佇まいのショコラは、口に入れるとショコラそれぞれに添えられた味と香りがふわりと繊細に感じられます。ゴマ、生姜、アールグレイ、バナナ、山椒、柚子、シナモン、八角などのバラエティーに富んだ、あまり他店では見られない珍しい味があるので新たな世界を見つけてみて。

チョコレート大国ベルギーで2010年に誕生した『BbyB.』が展開する「The pure five」も、シンプルながら個性豊かなフレーバーを楽しめるチョコレートのひとつ。純粋な味わいを追求するシェフの思いが詰まった16種類あるフレーバーの中から、女性に人気のある5種類を詰め合わせたボックスです。ダークチョコレートに八角とハニーなど、さまざまなチョコレートにフレーバーを数種組み合わせ、その味わいをストレートに感じさせます。