幻の枝豆「一寸法師」を使った長岡市栃尾の「一寸法師のだんご」

幻の枝豆「一寸法師」を使った長岡市栃尾の「一寸法師のだんご」

記事詳細


紹介している商品


幻の枝豆、一寸法師を使ったお団子

幻の枝豆「一寸法師」を使った長岡市栃尾の「一寸法師のだんご」

新潟県の長岡市には、伝統野菜の長岡野菜があります。十全なすや、かぐらなんばんなど地方に残り、地域の食卓を彩って来た野菜。気候風土に適した野菜が食の多様性を、地域色を守っているのです。私は全国いろいろな所で仕事をさせて頂いていますが、地方に幾度に、地域野菜を尋ね、食べるようにしています。仕事の中で旅を感じる瞬間でもありますね。

 

さて、長岡野菜も少しずつ知られるようになってきました。しかし、その野菜には入らないけれど、貴重な品種の野菜も保存されていてキラリと光るものもあり、そんな逸品に出会う機会がありました。

 

一寸法師です。えだまめの品種。始めて聞きました。

 

長岡市の栃尾に行ったときのこと。「かりやだ交流会」というイベントで出演した映画「モノクロームの少女」の上映のためにお邪魔したのですが、そのとき楽屋でだしてくれたのが、一寸法師を使ったお団子でした。かわいいマリモのようなフォルムで、ちょこんと座っている。

幻の枝豆「一寸法師」を使った長岡市栃尾の「一寸法師のだんご」
幻の枝豆「一寸法師」を使った長岡市栃尾の「一寸法師のだんご」

餡に一寸法師を使い、豆の味と香り高いお団子。

 

口に入れた瞬間から食道を通り胃に入るまで、ずーっと一寸法師を感じるお団子です。丁寧に一つ一つ手作りの和菓子で、癒されます。

 

「かりやだ交流会」は2004年の中越地震で被災した方の仮設住宅の交流として始まり、10年過ぎても定期的に集まって、料理を持ち寄り、地域活性化を考える会なんだそうです。老若男女、20代から80代まで、地酒を囲み、挨拶し、話をする。

 

何気ないようにみえる集まりが地域を支える土台となるのです。

 

以前は栃尾市だったのが、長岡市に編成されている栃尾地区。中には「また栃尾市に!」と考える人もいて、その構想を聞いているのも楽しい。

 

新潟県長岡市の栃尾地区で出会った「一寸法師のだんご」。はっきり言って日持ちはあまりしません。

 

中越地震で大きな被害を受けた場所が今はどうなっているのか?ちょっと立ち寄ってみてください。

 

おいしい「一寸法師」のだんごを食べながら、栃尾名物「雁木」の商店街を眺めるとタイムスリップした気分になること間違いなし。

 

会社名:有限会社おさべ菓子店
住所:新潟県長岡市栃尾新町5の7 
TEL:0258-52-2576

一寸法師のだんご

有限会社おさべ菓子店

※掲載情報は 2017/01/25 時点のものとなります。

  • 5
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
幻の枝豆「一寸法師」を使った長岡市栃尾の「一寸法師のだんご」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

大桃美代子

タレント・新潟食料農業大学客員教授

大桃美代子

地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。

次へ

前へ