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弘法大師のご命日の21日だけの限定販売だったどら焼き
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京都にある笹屋伊織さんは、享保元年(1716年)創業、300年を越える老舗の和菓子店。
江戸時代末期、5代目当主笹屋伊兵衛が京都の東寺のお坊さんより、副食となる菓子を作って欲しいとの依頼を受けられ、そこでお寺でもお作り出来るようにと鉄板の変わりに銅鑼を使うことを考えついたのが、笹屋伊織の「どら焼」の始まり。
大変人気で、でもそんなに作れないということから、月に一日、弘法大師のご命日の21日だけの限定販売となったどら焼き。
以来、今日に至るまで、吟味を重ねた素材、変わらぬ製法で、代々の当主が秘伝の味を守り続けて来られた伝統の和菓子です。現在では、販売期間を3日間に延ばし、毎月20日21日22日のみ販売されています。
能書家としても知られている弘法大使 空海との縁もあるこのどら焼きを、書道教室の生徒さんの作品発表の場である年一回の書作展にて、ご来場頂いたお客様におもてなしさせて頂きました。
普通のどら焼きとは少し違った形の笹屋伊織さんのどら焼き。もちっとしていて、ほど良い甘さが口の中に広がります。棒状なので、切って食べるのに食べやすく、一口サイズで形がかわいい。
そして、創業300年の伝統の笹屋伊織さんのどら焼きは、京都の歴史を感じていただけるお菓子です。
月に3日という期間限定というのが、またかなりプレミアなのですが、オンラインショップでも購入出来ますよ。
300年の京都の歴史を感じてみては如何でしょうか。
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※掲載情報は 2017/01/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
書道家
高岡亜衣
6歳から書道を始める。幼少より日本の伝統芸能である琴、三味線に触れたことから、自身の中にsoundが呼吸のように育つ。エレガントで躍動感溢れる書が、雑誌、TV等で注目され国内外で個展を開き、高い評価を得る。近年はNY、Parisで個展やパフォーマンスを展開。また、世界文化遺産 上賀茂神社での新春書道パフォーマンスを2016年から12年間務めることとなるなど、注目を集めている。地元の良さを伝えるべく丹後ふるさと観光大使としても貢献。書道家としての活動を続ける傍ら、後進への育成にも注力。世界文化遺産 上賀茂神社「賀茂競馬」ロゴ揮毫。