リンゴ煮の甘さがたまらない!盛岡「タルトタタン」のタルトタタン

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実はスイーツも大評判の、岩手・盛岡

リンゴ煮の甘さがたまらない!盛岡「タルトタタン」のタルトタタン

グルメといったら冷麺やじゃじゃ麺、わんこそばなど麺料理の印象が特に強い岩手・盛岡ですが、文学的な側面から見ると、石川啄木、宮沢賢治などゆかりのある方が多く、僕みたいな文筆の仕事をしている者から見るととても興味深い地です。また、当然に麺料理の取材や撮影も多く、そのため伺ったことは10回どころでは無いですね。東北新幹線の停車駅でもあるので、東京から気軽に行けるというのもありますし。みちのくの小京都とも呼ばれるとおり、古い町並みや風情も活きています。そんな盛岡は、実はスイーツも大評判。中でも盛岡市八幡町にある「株式会社タルトタタン」は、洋菓子から焼き菓子、ショコラなど種類も豊富で、季節限定商品にも力を入れていて、地元の根強いファンも多いです。本店のほかデパートのカワトクや盛岡駅構内フェザン、そして花巻空港などでも購入可能。

オリジナリティあふれる「タルトタタン」

リンゴ煮の甘さがたまらない!盛岡「タルトタタン」のタルトタタン

看板商品は、店名と同じく「タルトタタン」。もともとタルトタタンは、フランスのタタン姉妹が、リンゴのタルトを作ったところ失敗してしまったにも関わらず、評判となったことに由来するそう。それを、試行を繰り返して誕生したのがこちらの一品。通常のタルトタタンはアップルパイみたいな形状ですが、こちらのタイプは、簡単にいえばパイ包み焼きみたいな感じで、可愛らしさもいいですね。そして、半分に割ってみると中には大ぶりにカットされたリンゴが! これが甘く芳醇に煮られていて、超美味。そして、まわりの生地のサクサクで香ばしい風合いが、たまりません。店名にもつけるほどの思い入れからも分かるとおり、まさしく正々堂々の自信作といえるでしょう。

※掲載情報は 2017/01/04 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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