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濃い目の緑茶にとてもよく合う一品
安政三年(1856年)創業の和菓子屋 満月の「阿闍梨餅(あじゃりもち)」。京都に旅行や出張へ行くと聞けば、必ずお土産にリクエストします。
「阿闍梨餅」は、餅粉をベースにした生地に、丹波大納言小豆のつぶ餡を包んだお菓子です。阿闍梨とは、もともと高僧を意味する言葉だそうです。まるで、スゲ傘のような形が特徴の和菓子ですが、この形は比叡山で修行する僧が餅を食べて飢えをしのいだ事にヒントを得て、阿闍梨が被る網代笠をモチーフにしています。
見た目はシンプルですが、しっとりモチモチとした皮と、丹波大納言小豆を使った甘さ控えめの餡は、絶妙なバランス。濃いめの緑茶があれば、1度に何個もいただけるほど大好きです。固くなったらオーブンでさっと焼いたり、揚げたりしても美味しいそうです。
「阿闍梨餅」はおもたせにもおすすめの逸品。年齢問わず喜ばれること間違いなしです。
※掲載情報は 2017/01/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
菓子研究家
宮沢うらら
ル・コルドン・ブルー卒業。菓子ディプロム取得。料理学校で玄米菜食を学ぶ。
日本食育インストラクターprimary取得。スイーツ本企画制作・撮影ユニット「LUONTO」を主宰。
企業のレシピ開発、キッチン雑貨商品開発、料理スタイリング、お菓子教室は不定期で開催。
「つくって楽しいかんたんスイーツ」、「からだにやさしいヘルシースイーツ」、「女子力アップおまじないスイーツ」、などレシピ本多数。かわいくておいしいレシピが好評。