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しそわかめのアレンジで即席一品に
主人の実家がある山口県萩市の特産商品というと、この井上の『しそわかめ』が代表的です。ご飯のお供にぴったりのしっとり感の残ったわかめふりかけです。
潮の香りとやわらかさ、それでいてコシのある旬のわかめを使った一品。私はご飯にかけたり、おにぎりに混ぜたりと1袋があっという間になくなるくらい使ってしまう事も多いです。また少しアレンジして奴(やっこ)にかけたり、サラダに混ぜ込んだり、スープに入れたりしても美味しい風味が増し料理のアクセントにもなります。
また、お勧めは大根をスライスし、しそわかめを絡めるだけ。これでおかずメニューにもなりますし、即席漬物にもなります。この程よい塩気と程よいわかめの風味がベストマッチです。
山口県萩市は海にほど近いこともあり、食物繊維やヨード、カルシウムなどの栄養成分をたくさん含んだ美味しいわかめが沢山取れるんですね。そして古来よりわかめを天日干しし、細かく刻んで食すという文化が盛んだそうです。萩へ行って初めて驚いたおにぎりは、『わかめおにぎり』です。このおにぎりはご飯に刻みわかめをまぶすのではなく、握ったご飯の周りに真っ黒になるくらい刻みわかめをつけるのです。海苔の代わりにわかめという訳です。なのでおにぎりを割ると白いご飯が中から見えるものでした。今までのご飯に混ぜ込むという感覚との違いに驚いたことがあります。
塩味がほどよく効いたわかめと風味豊かなしそを混ぜ合わせることで、さっぱりとしたあきのこない味わいに。口に入れた瞬間、香りがいっぱいに広がり、これはご飯がすすみます!
※掲載情報は 2016/12/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家/オリーブオイルソムリエ
尾田衣子
ル・コルドンブルー東京校卒業。料理ディプロムを取得。 その後、イタリア・フィレツェに渡り、家庭料理を学ぶ。 現在、フランス・イタリア家庭料理ベースの簡単にできるおもてなし料理、オリーブオイル中心の食事ヘルスケア料理、食育を取り入れた親子教室を中心に杉並区(西荻窪)にて料理教室「Assiette de Kinu(アシェット ド キヌ)」を主宰。
また、外部講師を始めTV出演、雑誌・企業へのレシピ提供なども行う。著書に『あまったパンで魔法のレシピ』世界文化社。『うち飲み女子の友』ぶんか社。『家族がよろこぶ「スマイル弁当」』土屋出版 等
薬味食堂(朝日新聞出版)ねぎ、大葉、生姜……そして今、人気のパクチーなど、おなじみの薬味を使った組み合わせが絶妙な料理を豊富に紹介。「ただのせる」だけではない薬味ざんまいの絶品レシピが満載。
http://books.rakuten.co.jp/rb/14282970/