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この時期だけの逸品果物「紅まどんな」
果物は季節感を表す代名詞ともいえる食物ですが、寒い冬にこたつに入って食べるみかんも昔から日本の冬を代表する果物といえます。
今回ご紹介するのは、最近ではそんなみかんに匹敵するほどの人気を得てきている柑橘果物「紅まどんな」です。紅まどんなは、ゼリーのような柔らかい身がびっしり詰まっていて果汁たっぷりの果物です。
愛媛県でしか生産されておらず、またその柔らかな果肉を育てるためハウス栽培のみという限定された環境の中育てられており一口食べればそのとろける食感に納得して頂けると思います。
果物を紹介する時は生産者さんなどを一緒に紹介するのが一般的ですが、今回「紅まどんな」という商品としてご紹介させて頂くのは栽培環境が限定されている中で作られており極めてハズレが少ないからです。
果物というのはどんなに高い物を買っても熟期を逃すと美味しくありません。食べ頃を判断するのが難しい、というのも最近では果物が敬遠される要因にもなっています。そのような中、私個人としても「どれを食べても美味しい紅まどんな」は果物に親しんでもらうためにもおすすめの逸品なのです。
紅まどんなは味が美味しいのはもちろん、食べやすさも人気の秘密です。みかんのように手で皮がむけて、内側の皮もそのまま食べることができてまさにみかん感覚で手軽に食べて頂けます。
「美味しくて、食べやすい」紅まどんな。この時期だけの果物ですので是非お試しください。
※掲載情報は 2016/12/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ベジタブルフルーツアドバイザー
小坂洋平
1979年 京都市生まれ。立命館大学卒業。神戸の青果貿易会社にて勤務後、京都青果中央卸売市場にて取締役職を務め市場運営に携わる。
そのような経験から青果物、特に果物の現状に強い興味を持ち「食育」という観点から講演などを行い「産地」と「消費地」を結ぶ懸け橋となる活動に取り組む。
現在は京都の老舗フルーツパーラークリケットにて「楽しむ食」をいかに生活に取り入れ、人生の最後まで「食」を楽しむライフスタイルを提案。
日本野菜ソムリエ協会所属。