シンガポールで絶大なる人気!手土産の定番「バクワ」って何?

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シンガポールで絶大なる人気!手土産の定番「バクワ」って何?

病みつきになるポークジャーキー!それが「バクワ」!

シンガポールに行く度に、あの香りにノックアウトされるんです。

 

ちょっと香ばしくて甘い香り。シンガポール人がこよなく愛するあの味。

 

店の前を通るだけでワクワクするほどに恋しい「バクワ」。

シンガポールで絶大なる人気!手土産の定番「バクワ」って何?

一般的にジャーキーといったら、干した牛肉を思い浮かべる人が多いかと思いますが、私が愛するバクワは豚肉を干したものです。中華圏では豚肉が主流なので、人口の74%を中華系が占めるシンガポールでも日常的に食べられています。

 

バクワは薄切り(又はミンチ)した豚肉を乾燥し、醤油と砂糖、中国のミックススパイスである五香粉で甘辛く味つけして炭火で焼いたものです。その昔、中国の福建人が貴重な栄養源であった豚肉を味付けして干し、保存していたといいます。福建人が東南アジアに移住したことによって、シンガポールにも普及しました。

シンガポールで絶大なる人気!手土産の定番「バクワ」って何?

チャイナタウン(中国人街)では、バクワ専門店が軒を連ねていて、どの店も人気があります。通年を通して食べられていますが、特に繁忙期となるのが旧正月である春節の頃。連日バクワ屋さんは長蛇の列になります。それというのも、バクワは正月の祝いに欠かせない食べ物なのです。家族や親類が集まる場には必ずバクワが出され、進物としても重宝されています。

シンガポールで絶大なる人気!手土産の定番「バクワ」って何?

ジャーキーといっても肉質はとても柔らかく、甘辛い蜜がねっとりと肉に浸透しています。焼き立てを食べるのが一番ですが、ミニサイズパックのバクワもあるので、手土産としても人気なのです。街中だけではなく、シンガポールの玄関口チャンギ国際空港にも、バクワの有名店が出店しているほどなんですよ。私も帰国の前には立ち寄って購入……いえいえ、見ているだけですよ。だって……

 

「肉製品は日本国内に持ち込めませんから~~!!」

朗報!有名バクワ専門店が日本初上陸!

バクワ専門店の中でも、人気の「BEE CHENG HIANG(美珍香)」は、シンガポールのみならず、アジア各国に支店を持つ名店です。取り扱っている干し肉類の種類が多く、シンガポール国内の至る所にあるので、店の前を通るたびに店内から香る誘惑に負けてしまいます。帰国しても度々あの味を恋しく思っていましたが、BEE CHENG HIANGが9月に日本初上陸しました。もう、お待ちしていましたよ!!

シンガポールで絶大なる人気!手土産の定番「バクワ」って何?

新店舗を構えた東京・銀座は、世界各国から観光客が集まる街。アジアからの外国人客には親しみのあるバクワも、日本人にとっては未知の味かもしれません。ここはゆっくり慣れて、その味を楽しんでほしいと思います。シンガポールに行ったことのある人にとっては懐かしい味でもあるでしょうし、これから旅行を計画している人にも予習として、バクワの味を楽しんでくださいね。

※掲載情報は 2016/10/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

伊能すみ子

アジアンフードディレクター

伊能すみ子

アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。     
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。

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