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秋色に染まる季節、おいしいものがたくさん出回りますが秋の味覚といえば「栗」。栗好きの方にはたまらない栗の和菓子を紹介いたします。
福岡の博多に本店を構える老舗和菓子店「鈴懸」。福岡に住む人なら一度はこのお店の紙袋を見たことがあるのではないでしょうか。厳選した四季折々の新鮮素材と、確かな職人技が織りなす創作和菓子は芸術的。お土産にも最適です。
想像以上の満足度！「栗つむぎ」
つきたての団子に、栗餡がたくさんのっている「栗つむぎ」。パフェのような見た目です。まず、一番下に並んでいる団子を一口食べるとお米の風味が口中に広がります。追ってやって来るのが、決してくどくないほんのりとした優しい甘味。つき立てを感じさせるモチモチ感がたまりません。栗餡は、栗そのものの芳醇な香りにスッキリとした上品な味わいが印象的。団子にしっかりとからみます。噛むたびに団子と栗の旨みが広がり、お互いを引き立て合っています。団子は4、5個入っていて栗餡もたっぷりなのでボリューム満点！見た目以上の満足感です。上の大粒の渋皮栗は、しっとりとしていて、こちらも上品な甘みに仕上げられていますが、しっかりとした食感にほんのりとした渋皮の香りで栗餡とはまた違う栗の味わいを楽しむことができます。
並ぶ渋皮栗がインパクト大！「栗蒸し」
渋皮栗をふんだんに使った蒸しようかん「栗蒸し」は、あっさりとした味わいが特徴的。上には渋皮栗がたくさん乗っていて、ゴロゴロした栗がぱっと目を引きますが、ようかんの中にも刻んだ栗がふんだんに使用されています。ようかんはモッチリとした食感に上品な甘さ。それゆえ渋皮栗のおいしさがより引き立ちます。贅沢に使用された栗の風味を口いっぱい感じることができる蒸しようかんです。
栗の旨みが凝縮「栗きんとん」
なめらかな口当たりが特徴の「栗きんとん」は、甘さ控えめで食べると栗そのものの風味が口中に広がります。上質な栗の味を余すことなく堪能できるお菓子です。しっとりとしていて、食べやすくのどを通った後も口の中に栗のおいしさが残ります。
新鮮な素材と確かな職人技で作られている鈴懸の和菓子は、長きに渡り博多っ子に愛されています。四季折々の素材で作られた秋限定の和菓子で、ぜひ秋を感じてみられてくださいね。
※掲載情報は 2016/10/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ちょっと気の利いた家庭料理研究家
杉山純子
福岡市平尾にてお料理教室「Convivialite」（コンヴィヴィアリテ）主宰。
学生時代、数か国にホームスティを経験し、世界の家庭料理を通じて食が笑顔の源になる事を肌で感じる。日々の生活に追われる中にも、女心を忘れずおしゃれな料理でまわりにいる人に幸せや笑顔運びたいとの思いから、エコール・エミーズに入り一流のシェフから技術と心得を学ぶ。
主婦の肌感覚で、無駄を省き、忙しい日常でも作りやすいようにアレンジしたレシピや、見た目は豪華なのに身体も喜ぶ、ご馳走おうちごはんが好評を頂き、「ちょっと気の利いた家庭料理教室」として、口コミで広がり、九州各地からキャンセル待ちも多い。
＊著書
講談社文庫「エコールエミーズおもてなしおしゃれごはん」。
祥伝社ムック「サロネーゼになりませんか？」にレシピ掲載。
＊レシピ提供および出演媒体＊
セブンイレブンジャパン様、クリナップ様、東京三菱UFJ銀行系列、ELLE a table、西部ガスさま、新聞、TV局など多数
お問い合わせ:info.convivialite@gmail.com
HP：http://convivialite.jimdo.com/
