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大人気温泉観光ホテルの人気みやげ！
格安温泉観光ホテルが大人気だ。人気の理由は料金の安さ。1泊2食1万円以下は当たり前、人数や繁閑によって多少変動はするが8000円以下といったチェーンも登場している。しかも夕食時のアルコール飲み放題を付ける施設まであるから驚きというほかない。
そんなチェーンの代表格が「大江戸温泉物語」。全国に出店を加速し現在約30の施設を運営、なんと1泊2食で7980円が基本となっている。同チェーンの旗艦施設が「大江戸温泉物語 箕面温泉 箕面観光ホテル」。温泉、エンターテインメント、食事などなど常識を打ち破る仕掛けの連続は驚愕のひとこと。
日帰り温泉施設としても大人気だが、イチオシは宿泊者専用の天空にそびえる「天空の露天風呂」。大阪平野1000万ドルの夜景が一望という規格外の温泉だ。エンタメも凄い。縁日広場、フードコートなど一気にお祭り気分。
最大座席数500席を誇る箕面劇場では大衆演劇や歌謡ショー、お笑いなどバラエティ豊かな演目を上演。関西最大級という夕食バイキングも秀逸。ライブキッチンで一番美味しい瞬間を届けることに気遣う。この料金でこのサービスは凄い。
ホテルの売店にはオリジナルのお土産もたくさん！ 思わず目移りしてしまいそうだが、中でもイチオシが「箕面温泉炭酸せんべい」。関東では馴染みの薄い炭酸せんべいだが、関西ではメジャーな一品だ。
丸い缶の中には、丸い薄焼きのせんべいがギッシリ。1ミリほどの薄さでパリッという心地よい感触。ほんのり感じる甘さにさわやかさすら感じ、何枚でもイケてしまいそうだ。
気泡をいれたふわっとした仕上げになっているので、食感はもとより味わいのさわやかさも増しているようだ。丸い缶も楽しげ。関西では昔から温泉帰りの定番お土産とのこと。
箕面温泉周辺はこれから紅葉が見頃。見事な朱色の紅葉をあらわすかのような朱色の炭酸せんべい缶。せんべいをかじりながらの紅葉散策なんて楽しそう！
※掲載情報は 2016/10/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ホテル評論家 旅行作家
瀧澤信秋
ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。２０１４年は３６５日毎日異なるホテルへチェックインし続ける３６５日３６５ホテルを実践中。「３６５日３６５ホテル 上」（マガジンハウス）として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな！プロが教える絶対失敗しない選び方」（光文社新書）などがある。
