一関のもち文化から生まれた、グルテンフリーの「いわいの米めん」

一関のもち文化から生まれた、グルテンフリーの「いわいの米めん」

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感謝の気持ちをこめた、『いわいの米めん』

一関のもち文化から生まれた、グルテンフリーの「いわいの米めん」

岩手県一関の大東町は、自然の豊かな山間部。川を越え山道を上ると、「いわいの米めん」を作っているアオキ株式会社・岩手工場があります。本社は宮城県ですが、一関市の企業誘致政策によって2007年よりこの地域に出展、地元に根ざして稼動している工場です。

 

「工場の稼働のときに、地元の方には大変お世話になった」という気持ちを強く持っていた彼らは、「地産地消」になれるような恩返しをしたいと考え、その方法を模索。一関の地域に根付いた「もち文化」をヒントに、地元のお米を使った「米めん」を作ることに決めたのです。

 

様々な種類のお米の中から麺の加工にふさわしい品種を厳選、約一年間試作を繰り返しました。その中で、食用米よりも多収穫米の方が麺への加工に適しており、もっちりつるつるとした食感や麺のコシが得られること、農家さんの取れ高が増えて、より地元に貢献できることに気付き、ついに「いわいの米めん」として完成。自社特製の袋つめ機械により、常温で100日の長期保存を可能にしました。また、米を主材料とし、小麦、たまごを使用しない「グルテンフリー」食材となっており、アレルギーをお持ちの方でも安心して召し上がれます。

 

小学校の栄養管理士の方から、「『いわいの米めん』はグルテンフリーだから、給食で小麦やたまごが食べられない生徒にもみんなと同じものを食べさせてあげられる。それに、柔らかい食べ物が多い昨今、もちもちした食感の米めんは咀嚼力を鍛えるのにも最適なんです」といわれるそうで、本来の茹でてめんつゆに絡めるだけ、という食べ方のほか、様々にアレンジして給食レシピにも並んでいます。

 

地元の磐井川にちなんで名づけられた、あらゆる方に安心して召し上がっていただける「いわいの米めん」。名前のとおりお祝いの席の引き出物や、お土産等にもお勧めです!

※掲載情報は 2016/08/15 時点のものとなります。

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キュレーター情報

千葉祐士(熟成肉おじさん)

株式会社門崎格之進 代表取締役

千葉祐士(熟成肉おじさん)

お肉に真剣に向き合う(株)門崎「格之進」の代表取締役。
岩手県一関市の馬喰郎(牛の目利き)の家に生まれる。東京で一般企業に就職するも27歳で脱サラ、地元に戻り、1999年より黒毛和牛を一頭丸ごと使う焼肉店を開店。2002年より熟成肉を研究しながら、地元食材にこだわった商品開発にも力を注ぐ。
「一関と東京を食で繋ぐ」をスローガンに東京へ進出。店舗を「地元食財のショールーム」と考え、地元生産者、地方行政関係者と消費者を結びつける活動をしている。
知人達からは「熟成肉おじさん」として親しまれている。

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