記事詳細
紹介している商品
各地の国内空港を熟知するCAの方々に空港で買えるお勧めのお土産を厳選!今回はビジネス・旅行利用が特に多い福岡空港に絞って教えていただきました。
1:”如水庵” 季節ごとの旬のフレッシュフルーツが入った大福
筑紫もちで有名な「如水庵」。もちろん筑紫もちも大変美味しいのですが、現役のCAたちがおすすめしているのは、その時期その時期の旬のフルーツを贅沢に使用して作られている大福。春にはいちご大福やこもも大福、夏にはフルーツトマト大福やいよかん大福、秋にはぶどう大福や栗大福、冬には柿大福と、季節ごとに中身が変わるのもまた一つの楽しみです。いちごやこもも、トマト、ぶどう大福は、なんと果実まるまる一つがあんにくるまれているという贅沢さ。
特にCA達の間では、トマト大福が一番の人気で、一口かじると、ぷちっと音をたててジューシーな果汁がたっぷり。トマトの酸味や自然な甘み・旨味が口いっぱいに広がります。トマトを邪魔しない穏やかな甘さの白あんとの相性も抜群!
長く日持ちのするものではないので、即日渡せる時に限られてしまうかもしれませんが、私自身も現役時代に先輩からトマト大福を教えていただいてからは、こちらの大福シリーズにぞっこん。今でも福岡に行った際には必ず買う、定番のお土産の一つになっています。
2:“山口油屋福太郎” 明太子と魚介の旨味があとをひく新感覚おせんべい「めんべい」
福岡の地で100年以上食を支えてきた老舗“山口油屋福太郎”がつくる「めんべい」。福太郎こだわりの明太子といか・たこの旨味が調和した海鮮せんべいです。一般的には、せんべいが割れやすくなり生産効率が落ちるという理由から、せんべいの中には何も入れないことが多いのですが、「めんべい」はあえていか・たこ・明太子などを小さくカットして中に練り込んで焼いているとか。目で見て確認できるほどたっぷりと入っており、噛むほどに魚介の旨味が贅沢に広がります。
使われている明太子にもこだわりが詰まっています。通常3日ほどしか漬け込まない明太子を、一週間以上かけて二度漬け込むことにより、深い味わいとコクのある仕上がりに。そんなこだわりの素材がぎゅっと凝縮され、ぴりっとした刺激と香り高い魚介の風味はあとひく旨さ。より辛口タイプのものや、マヨネーズやねぎを加えたものもあり、味違いで買っていくCAもいるとか。
ねぎ味は博多限定で、福岡空港や博多駅を中心に「博多」でしか購入できない一品。お菓子としてだけではなく、ビールや日本酒などお酒のお供としても。老若男女問わず喜んでいただけます。
3:“太宰府十二堂えとや”白いご飯がとまらなくなる!?「梅の実ひじき」
太宰府が拠点の“太宰府十二堂えとや”の一度食べたらくせになる「梅の実ひじき」。肉厚なひじきに、歯ごたえの良いかりかりの梅、しその風味、白ごまの香ばしさが見事に調和しています。もともとは海産物店として福岡・太宰府に「えとや」を創業した際に、太宰府をイメージできる“梅”を使って子どもから大人まで笑顔になってもらえるものを作りたい、という思いから15年ほど前に生まれた商品だそう。甘さ・酸味・塩気のバランスも絶妙で、爽やかなシソの風味と相まって飽きのこない味付け。もちもちとしたひじきと、カリッとした梅の実の食感の違いも楽しめます。白いご飯とは絶品の組み合わせで、何杯でもおかわりできてしまうほどだとか。
納豆やサラダ、卵焼き、スパゲッティに加えるなど、簡単にアレンジもできるので何かと重宝するそうです。ホームページにはアレンジレシピも公開されています。梅のみの抗菌作用でお弁当にもおすすめだとか。冷蔵商品ではありますが賞味期限が1ヶ月と長いのもまた嬉しい。各メディアで頻繁にとりあげられていますが、先日は大関・琴奨菊の柳川で行われた結婚披露宴の引き出物としても紹介されてました。ぜひ一度は試していただきたい一品です。
※掲載情報は 2016/03/23 時点のものとなります。
- 16
キュレーター情報
料理研究家
和田千奈
大学卒業後、国内航空会社へ就職、客室乗務員として各地を飛び回る。その中で食の尊さを改めて感じ、在職中に食生活アドバイザーの資格を取得、退職して大手調理器具メーカー主催の料理教室アシスタントを経て独立。
料理教室講師、商品開発、販売促進に伴うレシピ作成や雑誌でのレシピ連載、レストランにおけるメニュー開発、ケータリングなどの分野で活動中。
講談社おともだち・ゼクシィなど様々なメディア、雑誌でレシピ掲載。
日本橋三越にてセミナー定期開催中。
大手食品メーカーでの商品開発、販売促進に伴うレシピ作成・スタイリングなど。