語り継がれてきたストーリーが美味しさを彩る、クラウディー・ベイ『ペロリュス』

語り継がれてきたストーリーが美味しさを彩る、クラウディー・ベイ『ペロリュス』

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ニュージーランドの大自然が凝縮された、華やかな泡を楽しむ

広大な自然に恵まれたニュージーランドのマールボロ地区。ここは世界有数のワイン産地として知られていますが、この地が誇る特に有名なワイナリーが『クラウディー・ベイ』です。ニュージーランドというと、目が覚めるように爽快なソーヴィニヨン・ブランや、洗練された果実味にあふれたピノ・ノワールがメジャーですが、今回オススメしたいのは、同社が手掛ける『ペロリュス』という名のスパークリングワイン。

 

シャンパーニュの原料にもなる品種、シャルドネとピノ・ノワールをバランスよく使用し、瓶内二次発酵後は最低2年もの瓶熟成を経ているため、スタイルはどこまでも華やか且つ上品。凛とした柑橘のフレッシュ感、ブリオッシュのような香ばしさ、そして貝殻を思わせるミネラリーなニュアンスが、きめ細やかな泡にギュッと凝縮されていて、いざ口にふくむと、イキイキとしたクリアな果実味が広がります。

語り継がれてきたストーリーが美味しさを彩る、クラウディー・ベイ『ペロリュス』

実は「ペロリュス」という印象的なネーミングの背景には、素敵なストーリーが隠れています。18世紀ごろ、クック海峡の危険な海域を渡る時に水先案内をしてくれていたと言われる、マールボロの伝説のイルカ「ペロリュス・ジャック」にちなんで命名されたのだとか。よくよく見てみるとキャップシールのロゴマークにイルカのモチーフが描かれているので、これもまた見逃せません。

 

春は、出会いの機会にあふれた、鮮やかな季節。新たな環境に身を投じるための旅立ちの時期でもあります。この清々しいスパークリングワインで乾杯して、ペロリュス・ジャックのように、大切な人の安全な航海を祈ってみてはいかがでしょうか。

※掲載情報は 2016/03/13 時点のものとなります。

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キュレーター情報

瀬川あずさ

ワイン研究家 株式会社食レコ 代表取締役

瀬川あずさ

聖心女子大学卒業後、施工会社の秘書を務め、多くの飲食店のリーシングや施工業務に携わる。その後、趣味が高じてワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に精を出す。2014年、食に特化したリレーションサービスを提供する 株式会社食レコの代表取締役に就任。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信している。

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