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ふわふわの食感とろける濃厚な味を丸ごと贅沢に!クセになる美味しさ
京都室町本店と渋谷ヒカリエShinQs店のみ購入出来る一番人気の“「然」かすてら”は、丹波黒豆を食べて京都で育った鶏の卵が使われた然花抄院さんだけの紙焼きカステラです。
大と小サイズがありますが、お持たせには大きい方を。自分用には小さな12センチ程の丸いパッケージがお皿代わりに……スプーンですくって丸ごとたっぷりいただくのが私流の食べ方です。
黄身の濃い味がじっとりお口の中で絡まり癖になる美味しさです。
“卵蜜”ランミツと名付けられたカステラは、黄色の美しい焼き上がりにキラリとザラメがアクセントになっていて心惹かれます。
こちらも同じく丹波黒豆を食べて育った鶏の卵を使用し、濃厚な生地を紙の器でゆっくりと火を通して焼き上げられています。
そして何より嬉しいのが、出来たての紙焼きカステラを茶寮でいただけて……ちょうど春の季節には見事な枝垂れ桜を眺めながら至福のひとときを過ごせます。
先日、伺った際は未だ5分咲き程度で立派に垂れる枝の先までとは、いかないまでも十分に愉しませていただきました。
今週あたりの見頃に、濃厚な美味しいカステラと共にピンク色に染まる中庭の景色を味わうひと時は如何でしょうか?
また季節限定のお菓子、どら焼きのネーミングが可愛い“ほんわか丸 櫻”も、お土産にお勧めです。
※「ほんわか丸 櫻」は4月上旬までの販売予定です。
京都室町通り老舗呉服商が立ち並ぶ一角に京都では珍しい間口の広い佇まいが、一際目を引きます。
建立元禄十三年の歴史が刻まれた風情ある町家に掛かる「然」のロゴが入った、モダンな暖簾でお客様をお迎えする然花抄院さんに是非どうぞ。
※掲載情報は 2016/04/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
食空間プロデューサー
戸口明美
大学卒業後、町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミーに学び、住宅・ホテル等インテリアの仕事に携わる。1999年にフラワー・カラー・インテリア・テーブルコーディネート、歳時記や季節のしつらいまで暮らしを彩る要素を総合的に学べる教室を芦屋に開校。
現在、東京教室ほか百貨店、インテリア関係のイベントやセミナーを展開し、和と洋の美しい文化を融合した暮らしをより豊かに愉しむライフスタイルを提案している。
一方では、ブランドショップのデザイン監修や桂由美ブライダルファッションショーの会場演出等を手掛け、色使いやスタイリッシュなコーディネートに定評を得ている。近年では、NYにて香道のセミナーとパーティーを開催し海外イベントやオリジナルウエディングのプロデュースにも力を入れている。2013年11月「LARIQUE」シンガポール新作発表のデコレーションと日本のおもてなしによるパーティ演出が高く評価される。