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美しい食材、それは美味しさを約束してくれます、たいせつな家族やゲストのために選びましょう
「人間は食べるもので出来ている、身体も心もアタマも」。レッスンや講演会で必ずお伝えするメッセージですが、実は私たちの食材となる動物たちにもそれは言えるのです。
生徒さんのお薦めで出会った「AVOTON～愛母豚」は、アボカドオイルを混ぜ込んだ飼料のみで育てられた豚。アボカドはご存知のように「世界一栄養価の高い食べ物」としてギネス認定されるほど、抗酸化作用に富むビタミンE、中性脂肪を減らすオレイン酸のほか、数々のビタミン、食物繊維、そして良質のたんぱく質を豊富に含みます。
美肌効果もそれはそれは高いのですが、この豚ちゃんたちも同じ、素晴らしい肉質とほれぼれするような美肌の持ち主です。色艶はもちろん、雑味がほとんどないので、私がいつもお教えしている、弱い中火で雑味＝アクを含んだ汁（無駄汁とよんでいます 笑）をペーパーなどで丁寧に拭き取りながらソテーしましょう、という方法で、ほとんどこの無駄汁が出てこないので驚きます。
レッスンでは「2015年春から初夏へのメニュー」で、このAVOTONのバラ肉ブロックを使ったトンポーローをカレーに仕立てて生徒さんに喜んでいただきました。旨みと甘味に満ちた脂身がスパイスと一緒に奏でるハーモニーは、カレーにするにはもったいないくらいなのですが、どんな役もこなせる名優のように、お皿の上でも独り舞台を演じきり喝采を浴びました。
そして、クリスマスレッスンでは、アミューズの三段スタンドにAVOTONの加工品を使った二品をご用意しました。加工品のなかでも絶品は、世界一美味しいと思うベーコンですが、このチョリソー、ホワイトロースハムも、ただでさえ肉質のよいAVOTONを、添加物を使用せずに丁寧に加工してあるので、安心して召し上がっていただけます。
まず、ピリッと辛味を効かせたチョリソーを刻み、トマトと一緒に煮詰め、ハンディブレンダーで仕上げたピュレを小さなブリニにたっぷり塗り、フレッシュのタイムをあしらった一口のフィンガーフード。これは、試食会にいらしていただいた湘南の名シェフたちも「このピュレ、調理料としても使える、すごい旨みのカタマリだ！」と感嘆してくださいました。
そして、生のままいただくのが一番美味しいホワイトロースハムを贅沢にムースにして小さな可愛いサンドイッチに仕立て、いずれもアミューズとして楽しんでいただいています。
ボアメーザのレッスンでは前菜をいつも6～9種類お出しするのですが、そのなかでどれが一番お気に召したか、という「ミス前菜コンテスト」を恒例で開催しています。今回のミス候補はいずれも人気が高く、皆さん迷われるのですが、このチョリソーのピュレやムースのサンドイッチも安定した得票率を誇っています。
その驚くべき肉質が評判をよび、多くのレストランでも使われている奇跡の豚AVOTON。これから年末年始にかけて我が家では数回のパーティーを開催する予定ですが、この美しい豚を使って家族やゲストを喜ばせる料理をたくさん作りたいと今からワクワクしています。
※掲載情報は 2015/12/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理教室『boa mesa』主宰
若林三弥子
料理教室『boa mesa（ボアメーザ）』主宰。
1958年 大阪生まれ。B型。
同志社大学法学部法律学科卒業後、商社に勤務。
結婚後、夫の転勤に併って中近東・南米各国で生活。
専業主婦として25年間、料理の腕と、おもてなしのセンスを磨く。
2005年、北鎌倉の自宅にて、料理教室『boa mesa』（ボアメーザ。ポルトガル語で”素敵な食卓”の意味）を始める。
“8人1クラス”のデモンストレーション形式で行われる人気の料理教室には、500人の生徒が通い、 さらに1000人以上がキャンセル待ちをしている。
おいしいものとワインが大好きな、その親しみやすいラテン系の人柄には多くの生徒がひきつけられている。
ほとんど毎日開催の自宅教室を独力で運営しながら、年二回のペースで 調理・スタイリング・エッセイの
三役をこなす本を出版、メディア・企業からのオファーも多数。
2012年4月～フジテレビ「ノンストップ！」 月曜日「サロネーザな食卓」レギュラーを務める。
2013年10月～小浜地域活性プロジェクトのアドバイザーに就任。
