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長寿と繁栄をイメージさせる縁起菓子
一本仕上げるのに、一層一層と何回も続けて生地をかけて焼き上げる事を繰り返す『年輪の焼き菓子』(独語)を意味するバウムクーヘン。ゆっくりと時間をかけて作り上げる製法にも「縁起の良さ」がつまっており、《バーム=樹》・《クーヘン=お菓子》と長寿と繁栄をイメージさせる事から、縁起が良いお菓子としてヨーロッパ各地でポピュラーになり、日本でも結婚式の引き出物などのお祝い事でよくお目にかかるようにもなりました。 その中でも私が一番心に残った作品は【スイス“ブロンデル”】伝統製法で創りあげられたチョコレートを贅沢にもたっぷり使用したバウムクーヘン。美しい山々に囲まれたスイス ローザンヌ地方で1850年創業以来変わらずに、同じ場所・同じ製法でチョコレートを作り続けている老舗のショコラトリー(チョコレート専門店)。口どけの滑らかさ、ワインの様にカカオをアッサンブラージュして作る独特なアチエールのクーベルチュールを特徴としており、口にした瞬間に喉や鼻から抜けていく薫りとまろやかさ。美しい自然の中、伝統の製法で創り上げられたチョコレートをコーティングした縁起物。茶色の貼り箱に入っているのも高級感を感じます。2012年1月に日本上陸して以来、著名人や本物のチョコレート好きの中で大評判の“ブロンデル”銀座本店では、今回ご紹介するバウムクーヘンの他に、『マルトー』(=金棺)という30種類以上の大きな板状チョコレートをハンマーで割っての量り売り、ホットショコラショーもファンの中では大人気! 御贔屓先への縁起手土産だけでなく、ついつい追加で自分が口にする用にも注文したくなる、バウムクーヘンです。
※掲載情報は 2014/11/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツコンシェルジュ アドバンス
佐藤ひと美
【日本スイーツ協会】
スイーツコンシェルジュ アドバンス認定者
としてwebサイトを利用したスイーツライターとしてスイーツ情報や、各地方のスイーツ、グルメ(レストランデセール)情報発信しながら、スイーツの裏に隠れている由来や歴史・シェフの想いなども多くの方へ伝えていけるよう執筆活動しております。
『もっともっと素敵な食べ物に出会いたい!』
特にショコラをこよなく愛し毎日2~3ブランドのチョコレートは頂くチョコホリックLifeStyleの中、幸せショコラ、スイーツ、グルメを探し求めて西へ東へ探求しに幅広く新情報の入手にも力を入れて毎月2回は東京上京して旬のスイーツや、こだわりのお持たせ土産等を探索。
今まで訪れたパティスリー・ショコラトリーは本格派専門店から有名ブティック、地域密着型ブティックなど幅広く、1000ブランド以上を訪問し、3000ブランド以上の自身が食べてきたスイーツ情報や、魅力を日々ブログ媒体を活用し伝えております。
名古屋を拠点とし、2014年12月よりスイーツコンシェルジュ佐藤 ひと美presentsスイーツツアーイベント主催もスタート。