記事詳細
紹介している商品
ひとくちサイズのモッツァレラチーズ、ボッコンチーニ
ナポリが州都のカンパーニャ州で、D.O.P.(原産地名称保護)チーズの代表格といえば、モッツアレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナです。ずいぶんと長い名前のチーズですが、直訳すると「カンパーニャ州の水牛乳で造られたモッツァレラチーズ」という意味です。
今回ご紹介するのは、バラのマークが目印のデッレ・ローゼ社、サルヴァトーレ・コルソのモッツアレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ、ボッコンチーニです。サルヴァトーレ・コルソは生産者の名前、ボッコンチーニとは「ひとくちサイズ」という意味で、直径約4~5cmのまんまるい形が可愛らしいモッツァレラチーズです。
ちなみに、先日アマルフィ海岸で購入したお皿に盛り付けると、こんな感じです。ボッコンチーニとトマトとバジルに、オリーブオイルと塩少々で、とても簡単に前菜「カプレーゼ」が完成しました!盛り付けるだけで美味しいのは、素材の味が活きているから。
それもそのはず、サルヴァトーレ・コルソ氏が造り上げるモッツァレラチーズは、昔ながらの製法を守り、17段階の工程を経て5時間かけて造り出されています。1日に1回しか搾乳されない水牛のミルクは濃厚な味わいで、チーズの中にミルクの旨みと甘味がぎゅっと凝縮されていています。
モッツァレラチーズの本場ナポリの五つ星ホテル「グランドホテル・ヴェスヴィオ」が、25年間購入し続けていることからも、評価のほどが伺えます。
偶然ですが、今年の夏休みに南イタリアを旅行した際、最初に宿泊したのがこのグランドホテル・ヴェスヴィオ。
毎朝このボッコンチーニを、とても美味しくいただきました。
イタリアから空輸便で月に2回直輸入されているこのチーズを購入できるのは、世田谷区桜新町にあるイタリア食材の専門店「カーサ・アンジェリーナ」だけです。
こちらのお店では、イタリアのチーズだけでなく、こだわりのエクストラ・バージン・オリーブオイルやバルサミコ酢、切りたての生ハムもお求めいただくことができます。美味しいイタリア食材に目がない方は、ぜひお立ち寄りください。
※掲載情報は 2015/10/17 時点のものとなります。
- 9
キュレーター情報
ワイン・チーズ講師
佐藤玲子
元 国際線客室乗務員。京都産業大学 外国語学部 非常勤講師、ワインスクール レコール・デュ・ヴァン主任講師を経て、レザンドール ワインサロン主宰。レザンドール代表として、企業向けセミナーや講演会の講師を務める他、各種イベントを主催して、ワインとチーズの魅力を伝える活動をしてします。
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
日本ソムリエ協会認定 ワイン検定 ブロンズクラス・シルバークラス認定講師
日本ソムリエ協会認定 Sake ディプロマ
WSET(R) インターナショナル・ハイヤー・サティフィケート
チーズプロフェッショナル協会認定 チーズプロフェッショナル
チーズプロフェッショナル協会認定 C.P.A.チーズ検定認定講師
フランスチーズ鑑評騎士の会 シュヴァリエ(騎士)叙任
世界遺産検定1級
2018年 ジャパン・チーズ・アワード審査員
2015年 2018年 コンテ チーズ ベストプロモーター
2017年 パルミジャーノ・レッジャーノ ベストプロモーター
2015年 2016年 サクラワインアワード審査員