高知の釜あげしらすの絶妙な塩加減はとれたてだからこそ生まれる味

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高知県には「カツオのたたき」と「釜あげしらす」と呼ばれるように

高知の釜あげしらすの絶妙な塩加減はとれたてだからこそ生まれる味

高知の仕事でまたまた出会ったこちらの逸品、「釜あげちりめん」。一口食べても口の中は全く臭みがなく、しらすのひとつひとつに絶妙な塩加減が口の中に広がりました。

 

この釜あげしらすの特徴は安芸沖でとれ、全体的に小ぶりなことで有名です。これは、地理的要因が関係していて、瀬戸内側のおおぶりなしらすと比べると、高知県で水揚げされたしらすは、常に太平洋の荒波にもまれているため身が引き締まり、小ぶりなしらすとなるんだそうです。

 

安芸には、安芸川、伊尾木川という2つの川があり、プランクトンが豊富であり良質なしらすだとしられています。この様に地理的に恵まれた高知のしらすは、その良さを保ったまま皆様の食卓へ運ぶために釜あげしらすへと姿を変えていきます。

 

漁港から水揚げされたしらすは、約30分で港に隣接されている加工場に配達され釜の中に入っていきます。この釜は3tの大釜※で茹でられたしらすは、そのまま乾燥機の中へ運ばれて行きます。天日干しではなく乾燥機を使用することで、天候に左右されることなく安定した商品供給が可能であり、しらすの加工場として四国でも有数な大きさを誇っているそうです。


※1時間に約2tのしらすを処理できる

高知の釜あげしらすの絶妙な塩加減はとれたてだからこそ生まれる味

日本人の食卓には、魚が定番のおかずとして長年息づいてきました。しかし、時代の流れとともに魚離れが深刻化してきていますが、その中でもしらすは幅広い世代に食されています。それはやはり、しらすが、料理との相性がよいことや、朝食のお供とされて昔から愛されているからではないでしょうか。

 

それに加えてしらすは、コレストロールを下げるとされる不飽和脂肪酸や骨を丈夫にするカルシウムを多く含んでいるからだそうです。こちらの安芸水産では安芸の名物である「釜あげちりめん丼」を始め、しらすを使用した様々な商品を提案しており、高知県と言えば「カツオのたたき」と「釜あげちりめん」が有名ですよね!と呼ばれるように安芸のしらすをひろめていきたいそうです。

 

志高く、釜あげしらすへの熱い思いを私はみなさんにお伝えしたいと思います。

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株式会社 安芸水産

※掲載情報は 2015/08/21 時点のものとなります。

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キュレーター情報

内田勝規

株式会社オフィス内田 代表取締役会長

内田勝規

1957年東京生まれ 中央大学卒業東武百貨店に入社。CI委員会事務局や増床プロジェクト担当等を経て物産を担当。2001年秋、東武百貨店「北海道物産展」では約4億円を売り上げ(前年比1億5千万円)さらに2004年には年間売り上げで日本一(約13億円)を達成する。「北海道物産展といえば東武」といわれるまでに育て上げ、カリスマバイヤーと呼ばれる。2009年エグゼクティブバイヤーに就任。2010年東武百貨店を退社。地域のために共に考え、地域を元気にすることを趣旨として(株)オフィス内田を設立。現在は日本全国、海外での物産展、企画、商品等のプロデュースを手掛けている。

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