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老舗の味をお持ち帰りできます
フライドチキンとはひと味違う 大人の手土産はいかがでしょうか。
冷めてもカラリと美味しい鶏の唐揚げは ビールや白ワインとも相性バツグンです。三笠会館お勧めの食べ方は 白ゴマ塩をつけながら がぶりと手掴みで。お持ち帰りのBOXにはカットレモンも、辛子も、紙ナプキンも、おしぼりも添えられて気が利いています。そのまま外に持っていって ピクニック気分で食べるのも楽しそう!
今も変わらないレシピで
この鶏の唐揚げ、知る人ぞ知る息の長い三笠会館の人気料理です。昭和7年に、中国料理の揚げものをヒントに考案されたとされている一品。当時 外食メニューとして初めて誕生した「唐揚げ」だそうです。「銀座に来たら、三笠会館で鶏の唐揚げ」と噂されるほど、瞬く間に銀座の名物になったと言われますが、今も変わらぬ姿でいただけるのは幸せなことですね。
秘伝のレシピをしっかりと守っているそうですが、この香ばしいサクッとした味わい、冷めてもジューシーな肉の旨みは 一度食べたら病みつきになります。このままで十分美味しい味付けですが、白ゴマ塩で食べると変化がついてまた楽しい。小ぶりなので ついついもう1個……。 油を感じさせない どこか古風な味付けは、やっぱり大人に手土産したい唐揚げですね。
三笠会館は6月で創業90年
銀座並木通りのシンボル三笠会館は、この6月で創業90年を迎えるそうです。大正14年から銀座の街を見続けてきた老舗ですが、今もドアをくぐるたびにハイカラモダンな空気を感じるのは不思議です。きっと昭和の初期には この「鶏の唐揚げ」も ハイカラな食べ物としてお客さんに愛されていたのでしょうね。
※掲載情報は 2015/05/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
おもてなしマエストロ
佐野由美子
株式会社カメリア 代表取締役。
子供の頃から人を喜ばせるのが好きでサービスの世界へ入りました。レストランでの接客、店長経験を経て、ホスピタリティの素晴らしさを伝えるために 人材育成やコミュニケーション研修などの活動をさせていただいております。おもてなしマエストロの認定を受けて、マナー講師としても活動中。ホスピタリティに関するコラム等を多数執筆。「プロの接客」などをテーマとした講演は、これまで全国で350ヶ所以上になります。また、女子栄養大学(短期大学部)と湘北短期大学でフードビジネスの講義を担当。一方で、1996年より「赤坂璃宮」の開業・経営に従事し21年間勤務。(現在 顧問) 好きなものは シャンパンとクラシックカー。