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アーモンドスプレッドは塗ってからトーストが美味
ナッツで作られるスプレッドと言えば、ピーナッツバターがまず思い出されます。日本では砂糖や塩など、ナッツ以外の材料を使って作られた、甘いソフトタイプのものが主流で、最近では、粗く砕かれたナッツの食感が良い、チャンクタイプが人気です。今回ご紹介するのは、アーモンドで作られたスプレッド、アーモンドバターです。日本で人気の甘いチャンクタイプのペーストですが、アーモンドならではのコクと風味、そして後味の良さが魅力です。
アーモンドをローストし、砂糖、ハチミツなどを使って、ペースト状に仕上げたアーモンドバターですが、バターと言っても、動物性の油脂は使われていません。ブドウの油などの、植物性の油脂が使われているために、後味が良く、たくさん塗ってもさっぱりと食べられると評判です。
トーストに塗って食べるのがスプレッドの定番ですが、アーモンドバターは塗ってからトーストがお勧め。カリカリに香ばしくなったアーモンドバターは、さらに風味と食感が増し、美味しいこと請け合いです。さらにおすすめなのは、レーズンパンとの組み合わせ、スライスしたレーズンパンにたっぷり塗り、焦げ付かない程度にトーストしたら、ちょっとした デザート気分が楽しめます。
※掲載情報は 2015/05/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パン・料理研究家
荻山和也
パン・料理研究家
粉からのパン作りに魅せられて、パン研究家の第一人者である、竹野豊子氏に師事。
ヨーロッパを中心に、製パン学校への留学経験多数。現地で習得したパンを、家庭で簡単に作ることのできるレシピにアレンジし、自らの教室や、著書にて発表し、好評を博している。
手捏ねパン以外にも、ホームベーカリーを使ったレシピ本では、今までに無い絶妙な配合で、特に人気が高い。
ホームベーカリーBOOK(グラフ社)、ホームベーカリーで作るからだにやさしい本格ハードブレッド（講談社）他、著書多数。
