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ラ・コメータ
ローマ種アーティチョーク ひまわりオイル漬け 【200g】[カー…
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それほどお酒が強くない僕にとって、美味しくお酒を飲むには「美味しいおつまみ」がかかせません。時々、無性に食べたくなるのが、「アーティチョークのオイル漬け」です。はじめて「アーティチョーク」という食べ物に気になり出したのは、今から5年くらい前です。それ以前は、「アーティチョーク」という音の響きは、イタリアンレストランに行けば聞いたことはありましたが、それほど「アーティチョーク」自体を気にしたことがありませんでした。なんだかよく分からないが、イタリア料理の何かにが入っているものぐらいの認識しかなかったのです。
それが、5年くらい前にイタリアのヴェニスから車で約一時間の小さな田舎街、セグジーノに住むイタリア人の友人の家に訪れた時に、はじめて「アーティチョーク」の美味しさに目覚めたのです。ランチに友人の奥さんが、薄くスライスした小さなパンの上に、色とりどりにチーズ、ハム、オリーブの実、トマトなどを載せたものをごちそうになりました。その中に、「アーティチョークのオイル漬け」もありました。その時に食べた衝撃で、口に入れてから「これは何?」と聞いてしまったのです。はじめて、「アーティチョーク」の美味しさを知ったのです。友人の夫婦も「アーティチョーク」好きで、「アーティチョークのオイル漬け」をわざわざ別の皿に入れて出してくれました。「アーティチョークのオイル漬け」は、このまま食べても美味しいです。
また別の日には、イタリアの田舎の道を車で走っていると、ちょうどお昼時だったので、友人の行きつけの道添いにあるレストランに入りました。友人が適当に注文してくれたのですが、「アーティチョークのオイル漬け」だけがお皿にのったものが出てきました。そこには4人いたのですが、僕以外の3人のイタリア人も「アーティチョーク」好きということが分かりました。みんなが、出された「アーティチョークのオイル漬け」をパクパクと食べ始め、ついにはお皿の上に最後の1個の「アーティチョーク」が残りました。みんなは、心の中でその最後の1個を誰が食べるかに関心があったようでした。しかし、そこはみんなが大人なので、最後の1個の「アーティチョーク」を譲り合いました。結局、イタリア人の3人はいつでも食べることが出来るので、幸運にも日本人である僕が最後の1個をいただきました。最後の一個は、格別に美味しいものです。それからというもの、「アーティチョークのオイル漬け」が大好物になりました。
そんな僕がオススメする「アーティチョークのオイル漬け」は、友人に教えてもらって以来ファンになった、麻布十番にある「Bottega del Pirata(ボッテーガ デル ピラータ)」というイタリア食材のお店のものです。僕の好みは基本的に調理せず、カットしてそのまま食べるか、サラダに載せて食べるのが最高です。見た目と美味しさにギャップがある「アーティチョーク」の独特の歯触りと味わいは、日本の食材にはなく癖になります。このお店では、「アーティチョークのオイル漬け」に限らず、モッツアレラチーズやオリーブの実、ドライトマトなども、どれも美味しいです。生ハムも絶品で、注文してから生ハムをスライスしてくれます。美味しいイタリア食材を調達したい時は、「Bottega del Pirata(ボッテーガ デル ピラータ)」にぜひ訪れてみてください。
※掲載情報は 2015/04/29 時点のものとなります。
荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主
荒岡俊行
1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
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〒107-0062東京都港区南青山2-27-20 植村ビル 1F
Tel 03-5775-7525
ブリンク・ベース
〒107-0061東京都港区北青山3-5-16 1F
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