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1980年に明太子業界初の農林水産大臣賞を受賞した明太子
世界中に30店舗以上のレストランを展開する日本を代表する有名シェフ「NOBU」さんこと松久信幸氏が主催したスペシャル・チャリティディナーに伺った際に、NOBUさんから「これは特別な作り方で作った明太子だから美味しいよ」、とすすめられたのがきっかけでこの明太子を知りました。その時のチャリティディナーのテーマは「山口県」。山口県産の食材にこだわった特別なお食事を堪能するというものでした。お食事の一品として出されたフグの雑炊の上にこの明太子が添えられていましたが、山口県産のフグと明太子、どちらも日本の有名な食材、同じ産地の意外な組み合わせの発想が見事で感銘したのを覚えています。
明太子「金印」のスライスをフグ雑炊にのせています。中央がNOBUさんこと松久信幸氏。
明太子は博多が発祥と思っていたのですが、こちらのメーカー「前田海産」は山口県・下関の会社で1964年に韓国から伝わった明太子を日本で初めて株式会社化しました。看板商品の明太子「金印」は1980年に明太子業界初の農林水産大臣賞を受賞しています。製法は厳選したスケソウ鱈の卵を宮崎県産の天然柚子ベースの特製調味液に 48時間つけ込み、秘伝の方法で24時間熟成させています。鱈の卵本来の美味しさが味わえる様な穏やか塩味と柚子の風味が上品で、鮮度、色、適度なやわらかさ、透明感が美しい逸品です。卵一粒一粒がプチプチとしっかりしていて食感も良いのは厳選したタラコを使っている証拠でしょう。
我が家の子供たちは明太子が大好きなので、時々お取り寄せしてはご飯と一緒に、焼いてお弁当に、明太子スパゲッティに、バターと混ぜパンに塗ってトーストして楽しんでいます。友人宅を訪れる際の手土産としても他の人とかぶらないし、冷凍保存出来るので喜ばれています。また、日本中の料亭やお寿司屋さんなど、プロからも信頼され愛されている様です。
「NOBU Tokyo」で実際に頂いたフグ雑炊&明太子「金印」
※掲載情報は 2015/03/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家
売間良子
外資系企業の役員秘書として従事。結婚後、インターナショナルスクールに通う5人の子供たちの子育てが落ち着いたのを機に、麻布で料理教室「グルメ クッキング ファクトリー」をスタート。家庭で簡単にレストランの味を目指す「おもてなし料理」と「健康&美肌クッキング」教室が好評。又、インターナショナルな環境で経験してきた外国人のホームパーティ、おもてなし術も伝授。料理教室での試食はワインとお奨めチーズと共に。友人宅のようにリラックスして楽しんで頂くことが心情。
(取得資格)
全国料理教会認定准教師資格
全国料理技術検定・上級
NPO日本食育インストラクター
ラフォンテ・イタリア料理研究家養成コース修了
Wiltonコース修了
CEYJapanケーキポップス・ディプロマ取得
食品衛生責任者