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くず餅は江戸時代から続く自然発酵和菓子
日本を代表する発酵食品は色々ありますが、今回ご紹介する一品は、江戸時代から200年以上もの間、和菓子で唯一自然発酵食品として広く愛されている、元祖・船橋屋の「くず餅」です。
亀戸天神の近くに本店を構える船橋屋のくず餅は、東京の方なら1度は食べたことがあるという方が多いのではないでしょうか。
きな粉、黒蜜をたっぷりとかけていただくくず餅は、時代を超えて老若男女問わず親しまれている和菓子と言っても過言ではありません。
くず餅という名前からお餅なのかしらと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、くず餅は、いわゆるお米から作られるお餅ではありません。
くず餅の主原料は小麦澱粉なのですが、グルテンを取り除いた小麦粉(グルテン含有率3ppm未満・計測限界値以下)が使われています。
驚くのは、この小麦澱粉を作るためには、450日間かけて乳酸発酵させなければならないこと!
くず餅はじっくりと自然発酵された小麦澱粉を蒸しあげて完成されるのですが、無添加製法のため、賞味期限はわずか2日間。
船橋屋のくず餅の製造過程を知ると、とても貴重な和菓子に思えてきませんか。
低カロリー、乳酸菌たっぷりで食べてキレイ&元気に!
船橋屋のくず餅は、ほのかな香りとヨーグルトのような酸味があり、もっちりではあるけどしなやかな食感が素晴らしいくず餅です。
このくず餅に、日本最南端の島・波照間産の黒糖を使った黒蜜、そして深く焙煎された香り高いきな粉を絡めていただくと、口いっぱいに幸せ感を感じることができます。
日本茶といっしょにだけではなく、コーヒーにもとても合うようです。
箱入りのくず餅は複数人でいただく時はおすすめですが、一人で食べたい時には、カップにくず餅と黒蜜&きな粉がセットになったおひとり様用が便利です。
一人分目安の9切れでも、カロリーはわずか194カロリー!
くず餅の発酵食品としての魅力に加えて、栄養の宝庫である大豆製品のきな粉、ビタミン、ミネラルに富んだ黒糖から作られる黒蜜の組み合わせは、食べてキレイ、そして元気になれる和菓子として、注目したいスイーツです。
本店・支店、有名百貨店のほかオンラインショップにて購入可能
くず餅小箱(24切れ) 790円(税込)
くず餅中箱(36切れ) 895円(税込)
くず餅大箱(48切れ) 1200円(税込)
くず餅特箱(60切れ) 1500円(税込)
カップくず餅(6切れ) 450円(税込)
*期間限定で、昭和の復刻版包装紙仕様の大箱入りもあります。
*「カップくず餅」は、9月2日のくず餅の日を記念して、キャラクターの”くずもちくん”バージョンが特別販売されます(8/20-9/2)
※掲載情報は 2021/08/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
サロン道(C)研究家
ローズ麻生育子
有限会社ハッピーキューブス代表、サロネーゼカフェ(C)プロデューサー。
東京・世田谷生まれ。
青山学院大学フランス文学科卒業後、ラフォーレ・ミュージアムの企画室にて、コーディネーターとして、アートを中心としたイベントの企画、運営に携わる。
その後、子育ての傍ら京都造形芸術大学建築学科で学び、2級建築士の資格を取得。
2006年に起業後は女性のキャリア・生き方をサポートするイベントやセミナーの企画運営、企業のPR&ブランディングなども手がける。
2012年、3月6日を自宅を活用して教室などを開く女性(=サロネーゼ)を応援する「サロネーゼの日」として記念日に制定し、サロネーゼのコミュニティ「サロネーゼカフェ@」の運営を開始。