ほれぼれ!概念を壊す「本家菊屋」の芸術作品が、ここに

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驚きの食感、芸術的な菓子

食べて驚く。とにかく驚く。口に含むと、白小豆と福白金時豆をブレンドした餡が卵と相まって、ホロホロホロッとこぼれる、なんとも不思議な食感になっている。

生地には練乳が含まれているそうで、滑らかで、“ホロホロホロッ”な餡を“ふわっふわっ”と包む。どこまでも優しく。

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こちら、本家菊屋「菊之寿」の餡は、上生菓子の中でも上等なものにしか使われない白小豆と、高価な福白金時豆をブレンドしている贅沢な白餡。そこに卵の甘さも加わり、優しい口どけは、全てのカラダと心の緊張感をほぐしていくようだ。一度は経験するべし、と思うほどの食感なのだ。甘さも優しいので、甘いものが苦手な人でも食べられるのではないかな。

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甘さ控えめでさっぱりした上質餡が、ギッシリ。

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カテゴリーに入らない「菊之寿」の世界

看板商品の「菊之寿」は、カテゴリーで言ったら、「白餡まんじゅう」になるのかなあ。

いや、違う。カテゴリーにどこにも入れてはいけない、「菊之寿」は「菊之寿」。ほかにはない一品のお菓子なのだ。

そんな凜とした佇まいの「品格」のあるお菓子。

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パッケージにも品性がある。しかし開けるとかわいい箱が見えるのも洒落こころだ。

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1585年創業の老舗店。菊之寿は、60年愛され続けている。累計1800万個を売ったそうだ。外見の美しい菊のフォルムは、見とれるほど完璧な形。

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その秘密は、丹精込めた手間と想いだった

公式ホームページでは製造過程を映した動画を見ることができる。ひとつひとつ丁寧に手作りし、手間をかけているその様は、感動的で、作られている人達の手の動きは芸術のよう。

ネット注文もできるのだが、それも1個から可能だという。全てにおいて手間をかけていることが、商品の安定した味わいに表れている逸品だ。

追記すれば、動画の字幕が中国語なのだ。老舗の伝統を守りつつ、海外を見据えた姿がある。

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本家菊屋

※掲載情報は 2021/01/02 時点のものとなります。

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キュレーター情報

小倉朋子

(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー

小倉朋子

(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事

来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!

●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載

●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数

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