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フランス在住歴8年のオーナーが作る揚げピザ「フリッツァ」が味わえるのはここだけ
2020年春、夫の転勤で
東京・町田市へ。
私事ですが、町田は地元・相模原にも近く
思い出いっぱいの場所でして…
13年ぶりに懐かしの場所へ戻ってきた感覚です。
しかし引っ越し早々、新型コロナウイルスの影響で
外出自粛となり、はじめの2ヶ月半ほどは
1日のほとんどを自宅で過ごしていました。
そんな中、唯一の楽しみは「食事」。
テイクアウトグルメを調べていると、
町田にもまだまだ知らない魅力的なお店がいっぱいです。
その1つが、
『Frizza(フリッツァ)専門店 C’est Moi!(セモア)』。
JR横浜線の成瀬駅が最寄り駅で、
車で行く場合は、敷地内に1台駐車するスペースがありました。
目的の品は、テレビ番組でも紹介されたという
「フリッツァ」という揚げピザ。
ナポリで人気の「ピッツァフリッタ(揚げピザ)」の美味しさを
日本でも気軽に味わえるようにと、
フランス在住歴8年のオーナー野本さんが試行錯誤し、
作り上げたオリジナル商品だそうで
ここでしか味わえません。
時々、無性にイタリアンが食べたくなる私は
その味が気になり、買いに行ってみたのです。
種類が豊富で
どれにしようか悩みましたが、
女性人気トップ3と、
オーナーおすすめの2種類、
合計5種類のフリッツァを購入しました。
まずは、女性人気ナンバーワンの
『イタリアンチーズドッグ』。
まず驚いたのが生地のもっちもち感!
かむたびに小麦の甘みを感じ、そこに
ポークソーセージとモッツァレラチーズの塩気が絡み合います。
トロ~っとのびるチーズに
ジュワっと弾けるソーセージ。
生地も具材も1つ1つ
素材にこだわっているのが伝わってくる美味しさです。
見た目は揚げパンのようですが、
その中にはぎっしりと具材が詰まっていて、
見た目以上に腹持ちも良く
満足感がありました。
続いて、女性人気ナンバー2の『生チョコトリュフ』。
自家製生チョコ、黒トリュフ、トリュフオイルを使用。
サロン・デュ・ショコラでも販売された商品だそうです。
ほんのりビターな生チョコとトリュフの融合は
大人の贅沢…と大事に食べていたら、
2歳の娘が横で半分をペロリとたいらげていました。
口の周りにいっぱいチョコをつけて。
なんと贅沢な…!(笑)
ということで、こどもも好きになっちゃう
魅惑の味わいでした。
次に、女性人気ナンバー3の
『ポルチーニ』。
ヨーロッパのきのこの王様・ポルチーニの
豊かな香りが心地よく、
思わず鼻の穴が大きくなってしまうほど。
濃厚なホワイトソースに
ホクホクじゃがいもも入っていて
しっかり食べた感がありました。
続いて、オーナーに聞いたオススメ1つめ
『マルゲリータ』。
トマトソースがこれでもか!と溢れ出します。
(写真では伝わりにくいかもしれませんがトマトソースがたっぷりなのです)
トマトの酸味やバジルの香りが爽やか、モッツァレラチーズもゴロっと入っていて
個人的上位にランクイン!の美味しさでした。
具材が主役に感じられる生地とのバランスも絶妙です。
おすすめ2つめは、
『クアトロ』。
チーズ4種の美味しいところがギュッと詰められています。
ハムも入っていますが、具材はほぼチーズ。
チーズ好きな方にオススメです。
どれも
想像以上の食べごたえで、
オーナーが「男性で2個くらい(食べる)」とおっしゃっていたように
私は2個食べ終える直前で
結構、お腹いっぱいになっていました。
生地がもちもちでしっかり具材も入っているので
女性なら1~2個で十分満足できるかと思います。
普段食べるピザは片手で食べようとすると
具材がこぼれてしまうことがよくありますが、
フリッツァはパンを食べるような感覚で、
片手で気軽に本格イタリアンの味が楽しめます。
冷凍保存も出来ますので、
多めに買った場合は冷凍して
食べたいときに電子レンジでチンをすれば
すぐに食べられます。
実際、電子レンジで温め直してみましたが、
生地が固くなることもなく美味しくいただけました。
いくつかストックしてあると、
「きょうはピザが食べたいな~」と急に思いついた時に
心強い存在になってくれること間違いなしです!
オーナーに話を伺ったところ、
この揚げピザ「フリッツァ」を買い求める
お客さんの層は幅広く、
幼稚園生~80代くらいの男女とのこと。
(本当に幅広いですね!)
実際、わが子たちも「おいしい!」と食べていましたし、
大人も満足できる味と食べごたえで、
まさに家族みんなで一緒に食べられる
みんなを笑顔にする食べ物だと感じました。
フリッツァ開発者でオーナーの野本さんは、
元々“笑顔で食事をするきっかけ作り”をしたくて
店を開いたと話していました。
フランスや日本の調理師学校で
先生として働いていた野本さん。
人や家族がつながる「食」をテーマに
これまでの知識を活かして、
日本で揚げピザの販売をしようと思ったのだそうです。
そういった思いを抱き、
2009年に
三軒茶屋にフリッツァの専門店をオープン。
2年前に現在の場所、町田市に移転しました。
私がお店に行ったときには、オーナーと一緒に
オーナーのお母様が調理場に立っていたのですが、
お母様は、オーナー(息子さん)のお店を手伝う前は
長年、定食屋を営んでいたそうです。
オーナー自身、親の背中を見て育ち、
お手伝いをしていくうちに
料理の世界に興味が湧いたと話します。
そんな温かな家族像にも心打たれ、
アツアツのフリッツァを急いで自分の家族のもとへ
持って帰りたいと私は思ったのでした。
「作る人」と「食べる人」
「食べる人」と「食べる人」
「作る人」と「作る人」…
あらゆる形で「人」と「人」を繋ぐ美味しい「食」。
お店に行くとハツラツとしたオーナー親子に元気をもらい、
フリッツァを食べると、その美味しさに思わず笑顔になります。
お店に行けない方は、お取り寄せも出来ますので
是非、おうちで新感覚ピザ「フリッツァ」を味わってみてください。
※掲載情報は 2020/07/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー
坂本洋子
神奈川県相模原市出身、東京都在住。地方局のアナウンサーを経て、2014年に独立。7年間の局アナ時代に取材したラーメン店は50軒以上、話を訪ねた農家は100人以上。その他グルメ取材を数多くこなす。JA広報誌の食コラムを2年間担当。2013年に結婚。夫はFC町田ゼルビアトレーナー・大沼理貴氏。ジュニア野菜ソムリエやフード・ライフコーデイネーターの資格を持つ。2015年に第1子、2018年に第2子を出産。現在は『お取り寄せ』にはまり中。常に美味しい情報を得るため、アンテナを張り巡らせている。