和食チーズ誕生

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酪農バカがつくったこだわりチーズ

和食チーズ誕生

地域活性化を取材し、日本全国を行脚しています。

 

地域活性化タレントの大桃美代子です。

 

今回は、北海道の旭川で見つけたものをご紹介いたします。

 

北海道で2番目の都市、旭川。

 

駅前が整備され、ビジネスホテルが立ちならび、碁盤の目のような街になっています。

 

 

星野リゾートのOMO7 旭川にチェックイン。

和食チーズ誕生

旭川のランドマーク的ホテルです。

 

都市型観光をテーマに、街を丸ごと観光資源にした活動が注目されています。

 

それが、「ご近所ガイド OMOレンジャー」。

 

ホテルの方がOMOレンジャーという案内人になり、街を歩いてくれるのです。

 

街のディ−プグルメがある「こみち」をめぐるツアー.

 

 

地元を熟知した

 

OMOレンジャー

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(赤、緑、青、黄、紫)に変身して、街にGO!

 

 

旭川育ちの「ぎもちゃん」が心強い。

 

駅周辺は再開発が進み、複合施設が密集している便利な場所。

 

しかし、私たちが向うのは、駅とは反対の方向。

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日本初の歩行者天国「旭川平和通買物公園」におしゃれなお店が点在しています。

 

じっくり歩かないと出会えないお店ばかり。

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「北の国防の要」として栄えた旭川にはドラッグストアがあちこちにあり、

 

「まむし」などの体力、勢力がつきそうな文字も目立ちます。

 

お国のために働くには「体力」が必要だったのでしょうね。

 

 

他にも、手作り帆布やアウトドア商品の「ミチヒトコーヒー」があります。

 

カフェの様ですが、中にはミシンがあり、

 

帆布のオリジナルバッグも作れるそうですよ。

和食チーズ誕生

コンセプトが混ぜこぜですが、なんでも出来るオーナーさんなのでしょうね。

 

 

 

まだまだ散策は続きます。

 

 

OMOレンジャーおすすめの本屋さんに寄ってみました。

 

 

「こども富貴堂」

 

 

児童書の奥に小さなギャラリースペースのあるお店です。

 

 

このときは「樹木希林さんと森繁久彌さん」でした。

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樹木希林さんの本は去年のベストセラーになりましたが、

 

こういうお店に支えられているのだな〜と感じます。

 

旭山動物園の飼育員だった「あべ弘士」さんの原画などが飾られている

 

「ギャラリープルプル」

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本もあり、地元の誇りをさりげなくアピール。

 

他にも、帆布店や、鹿の骨をインテリアにするショップなど、

 

大規模商業施設には入っていない、個性的なお店の息づかいが感じられ、

 

応援したくなるお店です。

 

そして、ほっこりした灯りのお店に立ち寄ると、、、、

和食チーズ誕生

チーズ製造、販売を行う

 

「Japacheese Asahikawa」

 

 

作り立てのモッツァレラチーズを試食

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ゆでたまごみたいですが、チーズです。

 

もっちりしていて、臭みのすくない、生麩のような食感です。

 

おすすめの食べ方を聞いたら

 

「刺身みたいに、わさびしょう油で」とのこと。

 

早速、薄切りにしていただいてみました。

 

和食チーズ誕生

白子のような深みもあり、絹ごし豆腐のようなさわやかさもあり、

 

辛口の日本酒に合うおつまみになりました。

和食チーズ誕生

チーズが日本酒を、おいしくしてくれます。

 

牛乳やチーズが苦手な方でも食べられそう。

 

フレッシュチーズの素直さが、日本酒に合うのです。

 

海外では日本酒の人気が高いですが、日本産チーズとのペアリングで

 

和食文化として売り込むことも出来そう。。。

 

Japacheese(ジャパチーズ)

 

完全ハンドメイドの日本チーズ。

 

オーナーは東日本大震災後に東北地方から旭川に移住した長尾英次さん。

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実家は酪農を営み、18年間チーズつくりに携わってきました。

 

ご自身を「酪農バカ」とおっしゃいます。

 

チーズのプロフェッショナルであり、日本の酪農の未来を支える一人。

 

旭川で起業して始めた「Japacheese(ジャパチーズ)」

 

長尾さん曰く「チーズつくりは命を奪わない食べもの」だと。

 

子牛の飲むミルクを分けてもらってつくる命の食べ物。

 

肉や刺身とは違うのです。

 

自ら惚れ込む旭川の「加藤牧場」の牛乳を使い、手作業で作り出す。

 

工房はお店の奥にありました。

和食チーズ誕生

出来立てがお店に並びます。

 

OMOレンジャーもオーナーの人柄とチーズの味に感動して

 

お客様をお連れしているそうです。

 

ホテルステイも楽しいけれど、

 

街歩きや外食を薦めてくれるホテル。

 

器が大きいですね。

 

ホテルだけで完結しない観光のススメ。

 

街ごと観光の楽しみは土地の力と人間力が試される。

 

冬のOMO7旭川は,

 

「スキー都市宣言」をしています。

 

スキーヤーやスノーボーダーが交流しあえる「SNOW BUMラウンジ」がオープン。

 

宿泊客が趣味で繋がる空間作りがスタートしています。

 

チーズに日本酒、そしてウィンタースポーツで繋がる旭川。

 

旭川がモッツァレラ色になればなるほど、

 

美味しく楽しくなりそうです。

 

旭川に行ったら「Japacheese」是非お試しあれ。

 

 

友人を訪ねて見知らぬ土地に行ったような感覚。

 

 

 

 

※掲載情報は 2019/12/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

大桃美代子

タレント・新潟食料農業大学客員教授

大桃美代子

地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。

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