小松こんぶ 袋入 5個セット
雲月
京都の老舗料理店の「雲月」さん。雪月の屋号は、ほんとうに気のあった者同士が、腹を割って夜を徹して語り明かそうという情景から発した禅語の2文字をとって、つけられた屋号なんですって。その物語も京都らしくて風情がありますよね。
お土産に買うことができる小松昆布が、滅茶苦茶においしいんです(笑)。京都土産やお取り寄せでも人気の品です。
まず、塩分控え目なのが嬉しい。
創業者の福地千代さんが禅寺の典座修練された経験を生かして、食の原点を考えて考案されたのだそう。なるほど、だからでしょうか。体にしっくりくる精進料理や相手を思いやる懐石の心が伝わるような、柔らかな味わいの昆布なのです。
「保存料の無添加はもちろんのこと、産地、生産者の確認に至るまで「食べること」そのものを追求しています。」と店の意思が伝えられています。商品に表れているんですよね。
お酒の肴にもお酒の甘みを消さない品の良さ。そして暖かいご飯に乗せたら!思わずうなってしまうマッチングですよ。決して前面に出ようとはせず、でもその旨味は絶対的な存在感なのです。口の中で、昆布がご飯と一緒になってまろやかに変わっていきます。
木箱入りは贈答にお薦めですが、普段使いには小袋5袋入りがお薦めです。毎日の食卓に欠かせない存在になってしまう、癖になる味です。
雲月
※掲載情報は 2019/11/15 時点のものとなります。
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー
小倉朋子
(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事
来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!
●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載
●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数