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パリと京都の出会い 西洋と東洋が美しく融合した空間
関西初の路面店「LADUREE(ラデュレ)」京都四条店が、7月15日に四条通にオープンしました。
まずは1階ブティックのみ。
続いて8月1日に、2、3階のサロン・ド・テを含めグランドオープンします。
7月14日のフランス革命の日、祇園祭で街が華やぐ最中、オープニング・プレビューにお招きいただきいただき、ひと足お先にラデュレの世界観溢れるサロン・ド・テも堪能してまいりました。
<パリと京都の出会い>をテーマに、西洋と東洋が美しく融合した空間。
ラデュレのラグジュアリーな世界観に、長年積み重ねられてきた京都の歴史や伝統、個性を加え、ここにしかない唯一無二の空間が生みだされています。
パリで160年の歴史をもつメゾン・ラデュレと、日本の伝統文化の中心であり長い歴史を誇る古都・京都との出会いとなるスペシャルな店舗の誕生です。
1階のブティックにはフェミニンなラデュレカラーに彩られたガトーやマカロンの他、見ているだけでうっとりと時間を忘れる様々なキュートなグッズやロマンティックなパッケージが並び、京都四条店限定メニューも数多く取り揃えられています。
限定ガトーは、京都老舗茶舗の抹茶を使った“サントノレ・マッチャ・キョウト”。
パイ生地の上にシュー生地、抹茶のクリーム、クレームシャンティ、抹茶の粉糖を重ねた京都らしい上品な味わいです。
ガトーは常時6種類ほどと数種類のアントルメが並ぶ予定だそう。
京都四条店のガトーは上のラボで製造されているので、できたてをいただけるというのも魅力。
今後さらに、京都ならではの素材とコラボした限定ガトーの登場も楽しみですね。
限定マカロンは、同じく京都老舗茶舗の抹茶を使用したガナッシュを挟んだマカロン“マッチャ・キョウト”と、聖護院八ツ橋総本店とのコラボで生まれたマカロン“ヤツハシ”。
八ツ橋の生地をガナッシュにも入れ、まさにあの八ツ橋テイストが再現されており、ニッキ好きな私はかなりのお気に入りに。
入口を入ってすぐ目に飛び込んでくるゴールドに煌めく宝箱のようなBOXは、京都の唐紙の老舗「唐長」さんとコラボした『ラデュレ・雲母唐長 限定トレジャーボックス』。
唐紙師トトアキヒコ夫妻によるブランド「雲母唐長」が、成長と繁栄のメッセージを込めて、18世紀の板木の一つ「信夫の丸」の文様で装飾したものだそう。
ラデュレ日本橋店と京都四条店にて、限定5点のみの販売。
お値段もとてもゴージャスなので、ご購入される方がいらしたら、ぜひマカロンが詰め合わされた姿を拝見させていただきたいです!
また京都散策のお伴にお薦めの、テイクアウトメニューも充実!
サロンでいただけるクープにワッフルを添えて、テイクアウトメニューに登場。
この「クープ・ワッフル」のお味は3種類。
ローズ風味のイスパハン、ピスタチオ風味のアルモニー、チョコレート風味のマルゼルブ。
お友達とシェアして全種類制覇したい麗しさですね。
ドリンクは中国の紅茶に、バラ、ジャスミンの花をブレンドした高貴な香りの茶葉、ラデュレを代表するお紅茶 テ・マリーアントワネットのアイスティー「テ・グラッセ」。
ラデュレグリーンの紙コップもオシャレですね。
他にもクッキーやショコラ、コンフィチュール、お紅茶、そしてバックやチャーム、ステーショナリー、キャンドルなど様々なアイテムが並びます。
いつまでも眺めていられる、フェミニンなラデュレカラーのマカロンタワーも購入可能だそう。
実は私もいつの日か作っていただくのが長年の夢なんです。
オープニング・プレビューでは、この夜限定のアペリティフと京都四条店限定のサントノレ&マカロンを、素敵なサロン・ド・テでいただきました。
アペはシトロンマカロンにサーモン&ライムクリーム、トマトケーキ、たらこクリームのタルト。
シャンパン ラデュレ ブリュット ロゼ or テ・マリーアントワネットのアイスティーとともに。
8月1日のオープン後は、パティスリーやマカロンはもちろん、エッグベネディクトやフレンチトーストといったサロンメニューがいただけるようになります。
実はこちらも京都限定で、「エッグベネディクト・キョウト」は京たまごをつかったポーチドエッグを。
「フレンチトースト マッチャ」は、ブリオッシュに京都老舗茶舗の抹茶のクレームシャンティと黒蜜が添えられます。
私がいただいた3階のサロンは、20世紀初~半ばに活躍したフランスの室内装飾家、マドレーヌ・カンタンが好んで用いたパターンを再解釈。
ラデュレのライトブルーと京都をイメージさせるグレーのトーンで描かれたパターンは、そこに差し込まれた濃いグリーンと美しい対照をなし様々な要素が混ざり合った折衷的な雰囲気を楽しむことができます。
壁のデザインは竹を表現。
シャンデリアは桜の花をイメージしながらも、19世紀にフランスのデザインでよく使われていた伝統的なシャンデリアの雰囲気を重ねて。
2階のサロンはブルーを基調に、よくフランスのボールルームで使われている伝統的な古いスクエアのミラーが加えられています。
特別にある場所から、2階から1階を見下ろした風景も撮らせていただきました。
ラデュレのラグジュアリーな大理石に、日本建築の特徴である木と石の組み合わせからインスパイアされた床を取り入れて。
格子柄をイメージし、スクエアのモチーフが描かれています。
そこにコンテンポラリーな壁紙を加えた、西洋と東洋の絶妙なる融合。
ラデュレは国外にサロンをオープンする際、フランス文化を伝えるための出店と考え、アール ド ヴィーヴル (Art de Vivre)すなわち文化交流にも重きをおいてらっしゃいます。
そのため“パリと京都”、この2都市が誇る素晴らしい文化へのオマージュによって生まれたこちらのサロン・ド・テは、ラデュレの世界に京都の個性を融合し、それぞれの個性を重ねあわせながら、心地よくスペシャルな時間を過ごすことのできる唯一無二の空間となっています。
個人的にはフェミニンで心ときめく銀座や青山店の雰囲気も大好きですが、シックな雰囲気のなかにもラデュレの世界観が浮かび上がるこちらの京都店も、一瞬にして居心地のいい空間に。
“パリと京都の出会い”に想いを馳せながら、素敵なときを愉しむことができます。
パリにあっても日本にあっても、18世紀フランスのフェミニンな空気をたたえるラデュレのサロン・ド・テ。
パリに行くと必ず一人でも全店舗まわりますが、今すぐにでも飛んでいきたい想いに駆られています。
何も食べなくても、何も買わなくても…ラデュレという空間にいるだけで、不思議とただいま~と幸せな気分になれるんです。
京都四条店限定品の手土産としてお薦めなのが、お好きなマカロンを6個詰め合わせられる限定マカロンボックス“キョウト”。
18世紀フランスのクラシックなデザインからのインスピレーション。
フランスと京都の歴史が重なり合う限定マカロンボックスです。
オープニング・プレビューでは、京都四条店限定マカロンの“マッチャ・キョウト”と“ヤツハシ”を詰め合わせていただきました。
しばらくは行列必至だと思いますが、まずはブティックから。そしてサロン・ド・テにも。
私も長年愛し続けているラデュレの世界観を、ぜひ堪能しにいらしてみてくださいね!
※掲載情報は 2019/07/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツコーディネーター
松本由紀子
スイーツコーディネーター&ライター。
一般雑誌、菓子専門誌、TV、ラジオ、webサイトと多岐にわたり、ライター&コメンテーターとしてスイーツ情報を発信。スイーツ関連メーカーのコンサルティングを務め、商品開発、コラボ商品の企画、マーケティングに携わる。スイーツ講座(定期/単発)の講師も務める。
10名のパティシエの珠玉の一品!を集約したDVD 『Sweets美術館』をプロデュース&出演。
http://www.amazon.co.jp/Sweets美術館-2012-松本由紀子/dp/B00BPJSFF2
百貨店催事やイベントをプロデュースし、「スイーツコーディネーター松本由紀子セレクション」なる冠催事を展開。
*2012年11月~:フランスフェアー@JR大阪三越伊勢丹
*2014年2月:サロン・デュ・ショコラ@JR大阪三越伊勢丹
*2015年2月:アムール・デュ・ショコラ@大阪高島屋
*2015年10月~:松本由紀子セレクション@阪急うめだ本店
ORIGINE KOBEの広報を務める。
http://r.gnavi.co.jp/ippin/article-2060/