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味は「たまねぎ」、「焼きとうもろこし」、「じゃがバター」、「あんこ」の4種類
2010年に『HATAKE AOYAMA』をオープンしてから、食を通じた地域の活性化や小学校などでの食育の活動を、それまで以上に行ってきました。実際に現地に出向いて生産者や事業者の方などとお話をする機会が増えると、料理人としてはもちろん、消費者として新たに気づくことも蓄積され、食育などの活動にも活かされてきました。
電車や飛行機で移動をする際には、必ずお土産コーナーなどを覗いてどのような食材が使われ、人気のあるお土産などを把握して、より地域を知る方法の一つとして活用してきました。
今回は、最近行ってきた北海道で出会ったお菓子を紹介いたします。どの空港もとても趣向を凝らしていて、食べ物などもとても充実してきていると思います。中でも新千歳空港は、個性がる飲食店やお土産屋も多くあり、一日いても飽きることはありません。
その中でもとても気になったのが、美瑛選果の「おかきに。」です。美瑛選果は食のショールームをコンセプトにかかげ、採れたての野菜を販売する『選果市場』、ソフトクリームやコロッケなどの季節のスイーツや軽食がテイクアウトやイートインができる『選果工房』などから、旬の食材を味わえる『レストラン・アスペルジュ』、美瑛産の小麦を使ったパンが楽しめる『美瑛小麦工房』なども運営されています。
渋谷VIRONとコラボした空港限定の「コーンぱん」も有名ですが、お土産には「おかきに。」を購入しました。素材の良さを十分に味わえ、とても美味しくすぐにたべてしまいました。味も、「たまねぎ」や「焼きとうもろこし」、「じゃがバター」、「あんこ」の4種類ありましたが、「たまねぎ」がとても印象に残っています。
東京の有楽町駅前にある『美瑛選果 東京有楽町店』でも「おかきに。」はもちろん、「ソフトクリーム」なども販売されているので、ぜひ訪れてみることをおススメいたします。
※掲載情報は 2019/07/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「HATAKE AOYAMA」総料理長
神保佳永
1977年、茨城県出身。漁師の祖父、イタリアンシェフの父のもと、幼少時から食材の大切さを身につける。子供たちにさまざまな思いを伝えることのできる教師への道を一度は目指すが、父の影響を受け、料理人になることに。辻調理師専門学校を卒業後、銀座「ベルフランス」を経てフランスやイタリアで数々のグランメゾンでの修行を積み、2002年帰国。株式会社ひらまつに入社、丸の内「サンス・エ・サヴール」のオープニングスタッフとして活躍。2005年浦安「ホテルエミオン東京ベイ」に副料理長として入社後、洋食総料理長に就任。2009年「Restaurant I」を立ち上げ総料理長を務め、江戸野菜を初めてフレンチに取り入れたことで注目を集める。2010年6月には自身の「HATAKE AOYAMA」を立ち上げ総料理長を務める。大きな取り組みとして、近隣小学校にて神保流の食育授業を行い、特別講師としても活躍中。現在では3校の特別講師として活躍している、また、2011年の大震災後も風評被害を受けた生産者を支える活動や復興支援などを自ら行い、幅広い活動を積極的に行い、食のコンサルトも数多く手がけている。