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茶業一筋の老舗が作ったお茶スイーツ
〇に十の字で作られたトレードマーク“まると”が印象的な、京都老舗茶商『中村藤吉本店』。京都まで足を運ばずとも、GINZA SIXの4階にカフェがあるのです。ただ……人気すぎて、いつも満員御礼。本当は並んででもいただきたいのですが、限られたお昼休みではそれも難しい、そんなジレンマを救ってくれる選択肢が“テイクアウト”です!プラスチックカップに生茶ゼリイ、白玉、餡が入ってぴったり密閉されているので、柔らかいゼリイもきちんと持ち帰れます。ちなみに、カップに描かれた宇治本店は明治期の代表的な茶商屋敷として、2009年に宇治の重要文化的景観のひとつに認定された建造物です。
「抹茶」と「ほうじ茶」に加え、GINZA SIX限定「深翠」など、バラエティ豊か
銀座店限定の「生茶ゼリイ 深翠」
「生茶ゼリイ」の定番は、「抹茶」と「ほうじ茶」です。さらに、銀座店限定として、特製抹茶餡が入った深い深~い緑色を追求した「生茶ゼリイ 深翠」があります。こちらはカフェでも銀座店限定メニューで提供されていて大人気だそうです。京都の本店にはないメニューですので、東京土産として京都へお持ち帰りするのもまた一興です。
店頭の冷蔵ケース(上段左から「抹茶」、「深翠」下段左「ほうじ茶」)
“とぅるんとぅるん“な食感と、凝縮されたお茶の旨味
今回いただいたのは、銀座店限定の「深翠」と男性やお子様に人気の「ほうじ茶」です。どちらもふたを開けるとお茶の豊かな香りが漂います。ゼリイは“とぅるんとぅるん”という音が聞こえてくるかのような、ぷるぷる、なめらか、つるん、とした食感です。ゼリイは甘さ控えめで、お茶の旨味を存分に楽しめます。また添えられた餡と一緒に食べると程よい甘さであっという間に完食です。「深翠」はなめらかな抹茶餡と白玉、「ほうじ茶」はつぶ餡と白玉が添えられています。
自社で挽きたての抹茶を使い、着色料や香料は一切使用しないと、お茶へのこだわりがうかがえるのは、さすが安政元年(1854年)創業の老舗の技です。繊細なお茶の旨味を閉じ込めた官能的なおいしさをぜひ味わってください。
※掲載情報は 2019/06/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
エグゼクティブアシスタント
増渕明日香
銀座で役員秘書をしておりますので、日々美味しいものに出会えます。秘書のほか、マナー講師もしております。贈り物のマナーは、お相手のことを一番に考えることです。差し上げる方の笑顔を思い浮かべ、相手も自分も思わず顔がほころんでしまうようなお品物選びを心がけています。クライアントへのお土産、大切な人への記念の贈り物、ミーティングがはかどるお弁当やほっと一息つけるお茶菓子など……デパ地下めぐりやお取り寄せが趣味なので、楽しみながら選んでいます。 秘書ネットワークのほか、社内有志で銀座でパフェを食べる「パフェ部」活動をするなど、美味しいものが取り持つご縁に助けてもらっています。 秘書検定1級、国際秘書検定CBSホルダー、日本サービスマナー協会認定マナー講師、認定コーチ、アロマテラピー検定1級、日本茶検定1級。