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紹介している商品
パンの歯切れや口どけなど口に入れた瞬間の食感にまでこだわった絶品パン
2019年5月10日に渋谷にオープンしたばかりの近未来的都市型ベーカリー「GREEN THUMB(グリーンサム)」。
こちらは、パン好きの方ならご存知の代々木八幡の人気ベーカリー「365日」が監修し、中目黒のビーントゥバーチョコレート専門店「green bean to bar chocolate」がプロデュースしたお店。
育てる。愛でる。がコンセプト。
種をまき、水をやり、芽吹き、花を咲かせ、実がなる。摘み取り、手を加え、美味しくいただく。
食べることはすなわちあらゆる生命を育て、愛でること。
店名であるGREEN THUMBは、直訳すると緑の親指ですが、植物を育てることが上手な人のこと。
お店の前に小麦畑を作り、小麦を育て、壁面にも”苺”などの植物を育て、店内の一角では絵画や写真を展示し、「ベーカリー」「ギャラリー」「畑」の三本柱です。
お店のロゴは、フランス在住の書道家 Maaya Wakasugiさんがフランスの小麦を筆代わりにして書かれたもの。
店内に飾ってあるこちらもMaayaさんの作品。
パン屋さんで素敵な絵画や写真を拝見できるのも嬉しいですね。
本題のパンは、ベーシックな食パンからおかずの一品になるような華やかなパンまで、約60種類のパンが入れ替わり店頭に並び、迷ってしまうくらい。
杉窪シェフ曰く、365日よりも近未来のパンを提案しているそうです。
パン生地の気泡の大きさや数をコントロールし、パンごとに成形方法を変えてパンを製造。
火の通り方をそれぞれ変えることで、歯切れや口どけなど、口に入れた瞬間の食感にまでこだわられています。
まずは、食パンから。
ホワイトブレッド
どんな食べ方でも何に合わせてもピタリとはまる多才な食パン。
イエローブレッド
バターの味わいが口いっぱいに広がる焼かずにちぎって食べるリッチ食パン。
グリーンブレッド
毎日食べても飽きのこないもちもちのスタンダードな食パン。
ブラウンブレッド
かぼちゃの種、ひまわりの種、オーツ麦、胚芽、亜麻仁、白ごまが入った栄養価の高い食パン。
食パン以外にも魅力的なパンがたくさんあります。
こちらは、お好みの食材が選べるサンドイッチ。
フィリング(写真右)と野菜や生ハム、スモークサーモンなどを選んで、お好みのサンドが作れます。
サイズは、ハーフ&ハーフとハーフの2種類。
こちらは、卵不使用の折り込みブリオッシュ”ファーム”
ファームは、ブリオッシュの味わいが楽しめるプレーンなタイプと、見た目も華やかなフルーツとナッツの3種類。
はちみつバターとフルーツの組み合わせの”フルーツファーム”、キャラメルバターとナッツの組み合わせの”ナッツファーム”どちらも美味しいです。
クミンが好きな方におすすめなのが、こちらの「チーズボール」。
バターたっぷりのしっとり生地にクミンとチーズが香るサクサクの衣。クセになる美味しさです。
こちらは、クリスピー感のある生地に丁寧にアクを抜いたくるみがたっぷり入っています。
そして、大好きな「カヌレ」。
外はカリッと中はしっとりで、好みのカヌレ。
こちらのトリコローレは、カリカリのチーズとトマトの果実感がワインにぴったり。
まだまだ美味しいパンがたくさんあり、紹介しきれません。
365日よりも近未来のパン。
オープンしたばかりの話題のGREEN THUMB、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
パン好きの方への手土産にもおすすめです。
※掲載情報は 2019/05/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家
石松利佳子
「身体の中から美しく」をコンセプトに、マクロビオティック×薬膳×スーパーフードを融合させた植物性100%の料理教室「Salon de R」を主宰。
病気をきっかけに食事を見直し、“身体は自分が食べた物でできている”と実感。外食は楽しみつつも自宅での食事をマクロビオティックに変えて身体が元気になったことから、「食と健康」について興味を持つ。その後は、中国の医学理論に基づいた薬膳を学び、季節や体質、心と身体のつながりなど、その人の状態によって食べるべきものが変わることを知り、料理教室だけでなく薬膳の理論が学べる資格取得講座をスタート。
その他、ワインスクールや短大での講師、豆腐マイスター認定講座、WEB・雑誌にてコラム執筆やレシピ紹介、企業へのレシピ提供や商品開発なども手掛ける。