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その年の世相を反映し象徴する食として、毎年発表される“今年の一皿”。2018年は「サバ」が選ばれました。災害の多かった2018年は、防災面から非常食の備蓄が重要視され、その中で“サバ缶”は魚の下処理が不要と利便性が高く、かつ栄養価も高いことからその価値を改めて広く認知されました。日本各地に約20種類あるというブランドサバの今後普及にも期待が高まります。今回はそんな注目の「サバ」グルメをお届けいたします!
1:記念品としての限定生産から商品化した究極までこだわり尽くしたサバ缶「No.38」
大阪の広告制作会社『AVALANCHE(アバランチ)』が、最初は会社の20周年記念品として関西人のダジャレ精神も相まって圧倒的な美味しさと独創性にこだわって個数限定で作った缶詰が、増産を期待する声に応えて商品化した「SAVALANCHE(サバランチ)」。上質な脂の乗ったノルウェー産のサバを贅沢にも半身を一缶に詰め、理想の味を求めて何度も試作を繰り返し、加熱加工や機械ではなくて手作業により完成させた、まさに究極の一品。
ブランド名:株式会社アバランチ
商品名:No.38(ナンバー・サーティエイト) 珠玉の3缶セット(お取り寄せ可)
2:伝統的なサバ節製法の技術を応用! 燻したサバをオリーブオイルに漬けた缶詰
鯖の水揚げ量が多い沼津港で、古くから伝わる製法“サバ節”を学び、現代の味覚に仕上げた缶詰「オイルサバディン-駿河燻製-」。燻製したサバのほぐし身をギッシリと、オリーブオイルに漬けこんでいます。和食が多いお正月に、息抜きパスタやサラダのトッピング、サンドイッチとしても活躍します。「オリジナル」のほか、塩とオリーブオイルのみで味つけた「ナチュラル」、「ガーリック」、「ブラックペッパー」の4種類あります。
ブランド名:有限会社 かねはち
商品名:オイルサバディン(お取り寄せ可)
3:抜群においしい金華サバを贅沢に使用! 概念を覆すふわふわのサバハンバーグ
宮城県石巻市の金華山付近で、秋から冬限定に獲れる大型のサバ「金華サバ」。プランクトンが豊富なこの海域に北上したサバは肥えて脂が乗り、寒さで身が引き締まり抜群のおいしさに仕上がります。そのサバとと野菜だけで作ったなんとも贅沢なハンバーグが「金華さばのハンバーグ」です。魚のハンバーグとは思えないふわふわ食感で、サバの風味がありながらもクセはなく、トマトソースたっぷりの素朴な味付けがあと引くおいしさです。
4:伝統と新進気鋭の両面を持つ酒蔵が贈る! サバ専用日本酒「サバデシュ」
サバグルメと合わせて楽しんでいただきたいのがこちら。日本一の水揚げ量を誇るサバ大国の茨城県水戸市で220年以上の歴史を持つ『吉久保酒造』。30代中心の若いチームが中心となって酒造りを行う、伝統と新進気鋭の両面を持つ酒蔵です。その酒造が手がけるサバ専用の日本酒が「サバデシュ」です。多種の日本酒のブレンドにより、酸度とアミノ酸が高く、サバの旨みがぐんぐん増す一方でサバの脂をすっきりさせてくれる一滴です。
5:大阪出張がちょっと楽しみになる! お持ち帰りもできるフグ専門店の「サバ寿司」
大阪・千日前に本店を構えるフグ料理専門店の『太政』。昆布だしで炊くてっちりの名店と知られていますが、その影で負けず劣らず人気を誇るのが「さば寿司」です。肉厚で脂ののったサバを贅沢にのせた寿司は、その味わいはもちろんのこと、抑えめの価格も人気の理由。日本橋の黒門市場には持ち帰り専門店もあり、新幹線のおともに立ち寄る人も多い、隠れた大阪名物です。
6:サバの塩辛をペースト状に!強い旨味を感じる島根の伝統調味料「サバエンゾウ」
島根県大田市は、「その日に獲った魚を新鮮なままその日のうちに水揚げする、昔ながらの“一日漁”が盛ん。そこでよく食べられているのが「サバの塩蔵」です。サバをぶつ切りにして塩漬けにする、いわゆるサバの塩辛のこと。大田市で珍味や塩干を扱う『岡富商店』がそれを手軽に使える瓶詰めにしました。伝統調味料として使われてきた「サバエンゾウ」をはじめ、バーニャカウダ風に仕上げた「サバーニャ」、中華風の「サバラー」があります。
ブランド名:岡富商店
商品名:鯖熟成ペースト『サバーニャ』(お取り寄せ可)
商品名:鯖熟成ペースト「サバエンゾウ」(お取り寄せ可)
商品名:鯖熟成ペースト3種セット(お取り寄せ可)
7:大迫力な肉厚のシメサバがON! 香ばしさと瑞々しさのハーモニー「焼きさば寿司」
山口県山口市の会席料理店『入道』の名物料理のひとつが「焼きさば寿司」。まず驚くのがそのボリューム。分厚い身のシメサバが、酢飯以上の割合でどすんと鎮座しています。浅〆のサバの肉厚な身はジューシーで旨味たっぷり。じっくりと炙られた皮の香ばしさとのコントラストにも酔いしれたい一皿です。間に挟んだ昆布がまた絶妙なバランスで味を添えます。持ち帰りもできるので、新幹線や飛行機のおともにもいかがでしょう。
8:焼いてほぐしただけ! 焼きサバのおいしさをシンプルに堪能できる「旨ほぐし」
サバは好きだけど、自宅で魚を焼くのが面倒だという人にぜひおすすめしたいのが、宮城県気仙沼市にある『八葉水産』の「焼き鯖旨ほぐし」です。材料を見ると潔くサバと塩のみ。蓋を開けると、家で焼いてお箸でほぐしただけ、というような飾り気のないサバの身がごろごろと入り、味わいも焼いたサバのシンプルなおいしさが楽しめます。そのまま食べるのはもちろん、ほぐしてあるのでアレンジも簡単。パスタや和え物にも活躍します。
※掲載情報は 2018/12/31 時点のものとなります。
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