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鎌倉とフランス産ゲランドの塩をブレンドするこだわり!
子どもの頃に関西に住んでいた私は、鎌倉をよく知りませんでした。大仏と源頼朝。それに時々、東京の祖母が送ってくれるおいしいクッキー。この3つが、鎌倉のイメージでした。
大人になって東京に住むようになって、鎌倉のお菓子を頂く機会が増えました。「ここのは、美味しいんですよ」と囁かれて渡される鎌倉のお菓子たち。確かに上品で、お菓子通をうならせるものが
多くあります。
その激戦区の中でも、特に評判が高いのが鎌倉 LES ANGESのお菓子たち。先日、その評判のプティ・フール・サレを食べてみました。
食べた瞬間に、ワインが欲しくなりました。塩味が強すぎず、弱すぎず、絶妙なバランスを保っている。鼻腔に広がるチーズの味わいが、なんとも上品です。
「シングルモルトも合うかもな」などと酒の味を想像しながらもう一枚。評判を裏切らないどころか、酒好きな私としては、常備したいほどの味わいでした。
フランスのアンティークを意識しデザインした缶の中には、4種類のクッキーが並んでいます。バジル、ドライトマト&オレガノ、ゴーダチーズ、レッドチェダーチーズ。どの味も、食べてみると、軽い。繊細。甘過ぎず良質で、なんだか可愛い。1,620円(税込)という値段も魅力的です。日持ちもするので、年末年始のプレゼントにぴったりの逸品。通の方に、お勧めします。
※掲載情報は 2018/12/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スピーチライター/コラムニスト
ひきたよしあき
(株)博報堂で、広告クリエーターとして働くかたわらで、「朝日小学生新聞」などにコラムを書いています。出張、撮影、講演で全国を回りながら、おいしいものを送ったり、頂いたり。誰かに何かを送ろうとする時、そこに素敵なエピソードが生まれます。高い安い、有名無名に関わらず、できればその一品にまつわる物語までお伝えしようと思っています。皆さんからの情報もお待ちしています。主な著書「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ ことばの玩具箱」(京都書房)「大勢の中のあなたへ」(朝日学生新聞社)