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フランス・パリでスターパティシエとして活躍するクリストフ・ミシャラク氏によるパリ発パティスリー『ミシャラク(MICHALAK PARIS)』初の海外店舗となる『ミシャラク表参道(MICHALAK OMOTESANDO)』が2018年10月5日にオープンしました。
クリストフ・ミシャラク氏は、主にフランス国内のホテルで経験を積み、パリの5つ星ホテル“プラザ・アテネ”にて26歳の若さでシェフパティシエに就任。
在籍中には、パティスリーの世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」にフランス代表キャプテンとして出場し、チームを優勝に導いた経験もある実力派です。
オープンに先立つ試食会やレセプションに伺いましたが、日本国内の有名パティシエの皆様もお祝いに駆けつけ、その注目の高さを物語っていました。
実は私は、今年6月、日本での初出店を控えたミシャラク氏に、パリ市内の店舗でお話しを伺う機会を頂きました。
パリのお店は、ロック&ラグジュアリーなカラーがより強調されています。ミシャラク氏は1997年~1998年に神戸のグレーゴリー・コレでスーシェフを担当。
その当時に、「将来自分の名前のブティックを、この日本で開きたい」と思っていらしたそうで、今回は、まさに念願の初上陸。
ミシャラク氏のスイーツは、ビジュアルがとても斬新ですが、実はフランスの伝統菓子をとても大切にしているのが印象的。
“プラザ・アテネ”時代からのシグネチャーメニューである、フランスの伝統菓子「ルリジュース」をアレンジしたパリでの人気商品。
見た目は斬新ですが、中身は、シュー生地のなかにキャラメルクリームをたっぷり詰め込んだクラシックな構成。
日本でも、見事に再現されて登場しています。
極力、パリのお店の魅力をそのまま日本にも楽しめようにしていて、同じく“プラザ・アテネ”時代に生まれた「ミシャラクモンクール」も日本の店舗に登場。
真っ赤な花の中は、ショコラ、ゆず、パッションフルーツの組み合わせとで、甘みと酸味のバランスが良く、早速、日本でも人気商品になっています。
そんな表参道店で、初のクリスマスケーキ4種の予約が受付中。
「ブッシュ ロケット」は、ミシャラク氏のトレードマークのロケットをモチーフにしていて、見ているだけでワクワクク。
実際に試食させて頂きましたが、ミルクチョコレートムースに、オレンジが香る爽やかなクリームの組み合わせに、キュラメルがけしたヘーゼルナッツが味と食感のアクセントになっています。
きらめく星や銀色に輝く炎など、遊び心あふれ、インパクト抜群なフォルムは、テーブルの主役になること間違いなし。
「ブッシュ ショコラユズ」は、ミシャラク氏が大切にしている日本の食材 ユズを使ったもの。ビスキュイショコラ、爽やかなユズクリーム、ショコラクリームを重ねて、ミルクチョコレートのムースと濃厚なガナッシュで包み込んだ。トップにはチョコレートのマッシュルームを飾り、キュートなルックス。
「ブッシュ ヴァニーユキャラメル」は、バニラムースとホワイトチョコレートのガナッシュの中に、クルミのビスキュイ、キャラメル、キャラメルクリームを重ねています。
「ブッシュ マロンカシス」は、濃厚なマロンと甘酸っぱいカシスが好相性。マロンビスキュイにカシスブルーベリー、カシスのクリーム、マロンクリームを重ねて、濃厚なガナッシュで包み込んでいます。
平成最後のクリスマスにふさわしい、今年一番の話題になった初上陸パティスリーのケーキを是非、チェックして下さいね。
※掲載情報は 2018/11/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
岩谷貴美
フードとビューティーがメインのジャーナリスト。女性誌を中心に執筆するほか、企業のコンサルティングや商品開発も行う。食のジャンルは和食・フレンチ・イタリアン・エスニックからスイーツまで。ほぼ毎日、試食会やロケハン、取材、プライベートの会食が入っているので、1日にフルコースを3回食べる事も珍しくない。 【テレビ出演】
■日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」「ZIP!」「ヒルナンデス!」■フジテレビ「笑っていいとも」「ノンストップ!」■TBS「あさチャン!」「白熱ライブ ビビット」他