鍋の美味しい季節に一度は食べたい、JAあきた北央の「きりたんぽ鍋セット」

鍋の美味しい季節に一度は食べたい、JAあきた北央の「きりたんぽ鍋セット」

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弾力ある比内地鶏とこんがり焼けたきりたんぽが出逢ってこそ、本場の味が生まれます!

皆さま、こんにちは。
料理研究家/食のトータルデザイナーの小野孝予です。

 

11月に入って朝晩寒いと思う日も増え、鍋の美味しい季節になりました。
そこで今回は秋田の郷土料理、比内地鶏の入った「きりたんぽ鍋セット」をご紹介したいと思います。

鍋の美味しい季節に一度は食べたい、JAあきた北央の「きりたんぽ鍋セット」

10月の下旬に、秋田の比内地鶏生産地を訪ねる機会がありました。
実は私の母が秋田出身なので、比内地鶏を使ったきりたんぽ鍋は、母の実家に行くと必ず食べていました。しかし比内地鶏に関する知識は全く持ち合わせていなかったことが、今回の訪問でよくわかりました。

鍋の美味しい季節に一度は食べたい、JAあきた北央の「きりたんぽ鍋セット」

比内地鶏のお父さんは天然記念物の比内鶏、そしてお母さんは卵をよく産むロードアイランドレッドです。

鍋の美味しい季節に一度は食べたい、JAあきた北央の「きりたんぽ鍋セット」

そんなお父さんとお母さんから生まれた比内地鶏は、沢山運動の出来る広々とした環境で飼育されています。

鍋の美味しい季節に一度は食べたい、JAあきた北央の「きりたんぽ鍋セット」

ちなみに普通の鶏(ブロイラー)は、50日以上くらいで出荷されますが、比内地鶏は150日以上の長い期間、大切に育てられています。

 

比内地鶏の肉質は、キジやヤマドリの肉質と似ている比内鶏=お父さんの血を引き継ぎ、適度な硬さがあって噛みしめるほどに旨みが出てきます。自然の中でのびのび飼育されているので、旨みを十二分に蓄え、余分な脂肪が付かずにヘルシーな肉質に仕上がっているのだとか。科学的にも、旨み成分のひとつとして知られているイノシン酸、食味を良くすると言われているアラキドン酸が、普通の鶏(ブロイラー)より多く含まれている分析結果が出ているそうです。

 

美味しい地鶏として薩摩地鶏、名古屋コーチンと並び、比内地鶏は日本三大地鶏として定評がありますが、2000年にはドイツで開催された料理オリンピックの公式食材として採用され、今ではワールドワイドな美味しさを誇っています。

鍋の美味しい季節に一度は食べたい、JAあきた北央の「きりたんぽ鍋セット」

また、きりたんぽに使うお米は、あきたこまちだそうです。炊いて半分潰し(秋田では半殺しにすると言うのですが……)、それを太めの串に巻き付けて炭火で焼きます。あきたこまちは粘り気のあるモチモチした食感で、串にも巻きやすいことから、きりたんぽに適しているとのこと。

 

秋田訪問時に、きりたんぽの作り方を教えてもらって作り、そして正しいきりたんぽ鍋の作り方も教わりました。とても美味しかったです。

 

帰ってから母にも食べさせたいと思って、訪問時にお世話になったJAあきた北央 加工部のきりたんぽ鍋セットをお取り寄せ!野菜や蒟蒻が入っているセットが主ですが、私はきりたんぽ、比内地鶏のスープ、比内地鶏肉のみが入ったシンプルなセットにしました。早速、母と姉を呼んで、3人で美味しく食べました。

 

是非、皆さまのご家庭でも、ご家族で鍋を囲んで食べて頂きたいです。ご贈答品にも向いているので、お歳暮にも良さそうですよ!

 

※掲載情報は 2018/11/14 時点のものとなります。

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キュレーター情報

小野孝予

料理家/チーズプロフェショナル

小野孝予

大手航空会社キャビンアテンダントとして12年程勤務し、その後は食の世界に転身。現在は家庭料理、チーズ&ワインの教室を主宰すると共に、NPO法人チーズプロフェッショナル協会幹事を務める。外部セミナー講師、コラム執筆、レシピ考案、商品開発&プロモーション、メディア出演。昨今はSDGsの食品ロス削減、エシカル消費、アップサイクルにも繋がるちょっと新しいチーズの楽しみ方「チーズアシェット(R)」を推進中。
著書「チーズ☆マジック おいしい、みんな大好き!ごちそう家ごはん」 (清流出版)

料理教室クオリア主宰 チーズ料理研究家 シュヴァリエ(フランスチーズ鑑評騎士の会) ソムリエ きき酒師

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