とろっと溶けてクリーミー! オール九州産の高級珍味「唐津海(からつみ)」

とろっと溶けてクリーミー! オール九州産の高級珍味「唐津海(からつみ)」

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「なにこれおいしい!」
これが初めてこの商品を食べた時の第一声でした。ちょっとしっとりとしたからすみの粉末を指に取り、ぺろっと舐めてみると、とろっと溶けてクリーミー。そして、ほどよいしょっぱさと濃厚な旨味が口いっぱいに広がり、それなのに生臭さが一切感じられません。ちょうど日本酒を飲んでいるタイミングだったのもあって、そのままずっと酒の肴としてつまみ続けてしまいました。

 

国産のからすみと言えば長崎県が有名で、私もそう思っていました。でも、このからすみは佐賀県の唐津市で作られています。実は唐津は、からすみと縁が深い地域なのです。ボラの子の塩漬けを「からすみ」と呼びますが、その由来は唐津にあります。かつて、唐津の名護屋城を訪れた豊臣秀吉が、献上されたからすみに興味を持ち家臣に尋ねたところ、「唐(中国)の墨でございます」と答えたことから、「唐の墨」が転じて「からすみ」と呼ばれるようになったと言われているのです。

 

生産者の唐津海(からつみ)代表の増本さんは、個人的にからすみが大好物だそう。でも高級珍味なのでずっと買い続けるのはなかなか財布に厳しいということで、「だったら自分で作ってみよう」と考えて、研究を重ねていきました。幾度もの試作を繰り返し、知人にも試食をしてもらったところ、本人の予想を上回る大好評!「せっかく美味しいものができたから、多くの人に食べてもらう」と考え、今から約8年前に自宅の隣に工房を作って、本格的な生産に乗り出しました。会社名は、生まれ育った唐津を盛り上げたいという気持ちと、「唐墨(からすみ)」をもじって、「唐津海(からつみ)」としました。

とろっと溶けてクリーミー! オール九州産の高級珍味「唐津海(からつみ)」

実は、「〇〇産」と国内生産を謳ったからすみでも、原料のボラは海外産というのはかなり多いパターンなのですが、こちらの「唐津海」は原材料にもこだわっており、佐賀県、長崎県、大分県、宮崎県などの、特に品質が高いと言われる九州産のボラの子だけを使用しています。そしてさらに、塩漬けに使う塩は佐賀県唐津の海水塩「海んまんま 一の塩」を使用。さらに、唐津の地酒「聚楽太閣」を使うことでからすみの旨味と香りを引き出しています。原材料はこの3つだけ、だからこその品質に非常にこだわって生産を行っています。

とろっと溶けてクリーミー! オール九州産の高級珍味「唐津海(からつみ)」

使い方は非常に簡単。パウダー状になっているので、削ったり切り分けたりする必要はなく、そのままいつものお料理にかけるだけです。定番のパスタはもちろん、日本蕎麦にも。

とろっと溶けてクリーミー! オール九州産の高級珍味「唐津海(からつみ)」

チーズやトマトとの相性も抜群です。ブスルケッタにのせたり、軽く塩揉みした大根やかぶにもおすすめです。ぜひ、いろんなお料理に試してみてくださいね。

 

製造者:唐津海卵 唐津海
住所:〒847-0815 佐賀県唐津市西寺町510
電話:0955-75-0022(取次店アートコピー)

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唐津海卵 唐津海

※掲載情報は 2018/10/16 時点のものとなります。

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キュレーター情報

青山志穂

ソルトコーディネーター

青山志穂

東京都出身、沖縄県在住。
大手食品メーカー勤務から一転、塩に魅せられて塩の道へ。塩の専門店で社内資格制度の立ち上げなどを行ったのち、2012年に(社)日本ソルトコーディネーター協会を立ち上げて独立。現在は、塩のプロフェッショナルであるソルトコーディネーターの育成のほか、全国を飛び回りながら、塩の基礎知識や使い方などに関する講座や講演、テレビやラジオ、雑誌などへの出演、塩売場のコーディネートなどを行いながら、塩の啓蒙活動に努めている。有名シェフとの塩をテーマにしたコラボレーションイベントや食品メーカーの商品企画も手掛ける。著書に「塩図鑑」(東京書籍)「琉球塩手帖」(ボーダーインク)「日本と世界の塩の図鑑」(あさ出版)など。

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