寒暖の差が野菜本来の味を生み出す!甘味や苦味もしっかり味わえる「野菜」!

寒暖の差が野菜本来の味を生み出す!甘味や苦味もしっかり味わえる「野菜」!

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野菜に嬉しい農法で育てられた一味も二味も違う野菜!

寒暖の差が野菜本来の味を生み出す!甘味や苦味もしっかり味わえる「野菜」!

親子三代で昔から来ていただいている方から、ここ数年で来ていただいている方まで、お店に来ていただけけるお客様の幅が広いです。昔ながらの味を守る料理もありますが、スタッフや私が良いと思った料理を提供することもあります。そんな時、最近良く使用する野菜をご紹介します。

寒暖の差が野菜本来の味を生み出す!甘味や苦味もしっかり味わえる「野菜」!

山形県酒田市で農家をされている坪池 兵一さんの野菜です。昨年の年末にippinの3周年のイベントを私のお店で開催した際も、料理で使用しました。参加された多くの方にも喜んでいただき、それ以降ちょくちょく仕入れさせていただいております。

寒暖の差が野菜本来の味を生み出す!甘味や苦味もしっかり味わえる「野菜」!
寒暖の差が野菜本来の味を生み出す!甘味や苦味もしっかり味わえる「野菜」!

今年に入ってお店にもお越しいただき、色々とお話をさせていただきました。坪池さんは、庄内植酸有機無農薬栽培研究会も主催されており、近隣の農家の方々を束ねて野菜を全国にも発送しています。植酸有機無農薬農法とは、植物が生成する有機酸のうち、根から分泌される有機酸の力で土壌を健康にし、化学肥料を用いず海藻や貝殻などで植物の根の活力を高め、病害虫に強い作物を育てる農法だそうです。

 

酒田市と鶴岡市を中心とする庄内平野。それらを中心とする地域は「庄内地方」と呼ばれていますが、伝統野菜を永続的に残していく活動にも積極的に行っており、種の保存もおおがかりな取り組みとして行われています。

 

夏と冬の温度差が高く、独特の気候や最上川や赤川の恵みによって野菜本来の美味しさが生まれ、料理をしなくてもそのまま食べられるほど。
人気のメニューほどこだわりたいので、添える野菜を選んだり、小鉢のサラダに使用するなど、素材の美味しさを生かせるように活用しています。

 

坪池さんのグループの野菜は、一般には流通していませんが、都内だとなどでは不定期ではありますが購入できるそうですので、ぜひ一度味わってみていただきたいですね。

 

店舗名:麦わら帽子
郵便番号:180-0004
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-33-1

電話番号:0422-29-0331

 

店舗名:三茶ファーム

郵便番号:154-0024

住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-13-16

 

店舗名:グルッペ荻窪店

郵便番号:167-0051

住所:東京都杉並区荻窪5-21-10

電話番号:03-3398-7421

野菜

麦わら帽子、三茶ファーム、グルッペ荻窪店

※掲載情報は 2018/09/18 時点のものとなります。

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キュレーター情報

茂出木浩司

「たいめいけん」三代目

茂出木浩司

1967年、東京都出身。高校卒業後、海外に留学をする。帰国後に料理の世界に入り、都内数店舗で修行を重ね「たいめいけん」に入社。「たいめいけん」では皿洗いから修行を始め、27歳で三代目を受け継ぐ。伝統を継承しつつ時代にあった新しい「たいめいけん」の味を追求し続ける一方、三越日本橋本店「デリカテッセン・ヒロ」をはじめ、数多くの新しい店舗のプロデュースや書籍の出版など幅広く活動をし続けている。

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