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印度料理シタール
野生黒蜂蜜 180g
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印度から来た天然蜂蜜の味わいとそのバックボーンに心が動く。
3月、4月になると人との出会いや別れが多くなります。そんな時に困るのがプレゼント。なかなか思うようなものが見つからないこともしばしば。特に親しい恋人や家族ではなく、お世話になった方やどうしてもなにかチャンスを見つけてお礼やお返しをしたかったというような相手になにかを選ぶのはなかなか難しい。ここは一つ、健康と美味をキーワードに選ぶのはどうだろう。たとえば蜂蜜。私はカレーがテーマのライフスタイルブログを書いているが、あるレストランで大変感銘を受けたものがある。千葉検見川にあるインドレストランのシタール。とても美味しいインド料理を堪能出来る店だ。そのテーブルに置いてある蜂蜜が、夢に出そうなくらい美味いのだ。その名前は「野生黒蜂蜜」。実はこれ、買って帰れる。また通販もあるのだ。大変にありがたい。 インドの内陸中央部メルガードという地域の大自然の中で産出されるこの蜂蜜の採取は、現地の少数部族の生業になっている。ハニーハンターと呼ばれるプロがおり、彼らが危険を冒して地上３０メーター以上の高い木の枝に登り、そこに巣を作るオオミツバチの蜂蜜を採取している。それがこの野生黒蜂蜜なのだ。紀元前からとも伝えられる部族の保全存続や森林地域の保護、自然のライフサイクルの維持という価値のある取り組みの上に成り立つこの野生黒蜂蜜は美味しさ以上のものも持っているのだ。必要ない加工や混ぜ物のない純粋野生蜂蜜。スパイシーで確かな野性味と癖を馳せ持つ力強い味わい。そんなストーリーをバックボーンに持ち、なおかつ食卓で美味しく楽しんでもらえる良いものだ。 お茶に入れたりヨーグルトやアイスクリームに合わせたり。わたしはシタールの冬の素晴らしいデザート「タンドRINGO」（※）をまねて、自分で焼いた焼きりんごに贅沢にかけて使う。えも言われぬ芳香と輝きが加わるのだ。非常に使い出よく、ギフトセットで木箱に入った立派なものや紅茶とセットの気の利いたもの等、いろいろ選ぶことができる。ギフトでもらった人がどうしてもまた食べたくなって自分で注文をするという連鎖が続出しているとも聞く。さもありなん。これは、本物。
※インド式土釜のタンドールで焼き上げた焼きりんごを蜂蜜に一晩浸し、アイスクリーを添えて提供される。夢に出るような味わいだ。
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- シタール
※掲載情報は 2015/02/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
カレーライター・ビデオブロガー
飯塚敦
食、カレー全般とアジア料理等の取材執筆、デジタルガジェットの取材執筆等を行う。カレーをテーマとしたライフスタイルブログ「カレーですよ。」が10年目で総記事数約4000、実食カレー記事と実食動画を中心とした食と人にフォーカスする構成で読者の信頼を得る。インドの調理器具タンドールの取材で09年秋渡印。その折iPhone3GSを購入、インドにてビデオ撮影と編集に開眼、「iPhone x Movieスタイル」（技術評論社 11年1月刊）を著す。翌年、台湾翻訳版も刊行。「エキサイティングマックス！」（ぶんか社 月刊誌）にてカレー店探訪コラム「それでもカレーは食べ物である」連載中。14年9月末に連載30回を迎える。他「フィガロジャポン」「東京ウォーカー」「Hanako FOR MEN」やカレーのムック等で食、カレー関係記事の執筆。外食食べ歩きのプロフェッショナルチーム「たべあるキング」所属。「ツーリズムEXPOジャパン」にてインドカレー味グルメポップコーン監修。定期トークライブ「印度百景」（阿佐ヶ谷ロフトA）共同主催。スリランカコロンボでの和食レストラン事業部立ち上げの指導など多方面で活躍。
