舌の記憶に残るシンプルなレアチーズケーキ

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2015/01/31 公開

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舌の記憶に残るシンプルなレアチーズケーキ

1日500個が完売する人気商品

東京・赤坂の一ツ木通り沿いにある「しろたえ」は、1978年(昭和53年)創業の洋菓子店です。店内は、まるで、ヨーロッパのアンティークショップのような落ち着いた佇まい。テイクアウトだけでなく、店内でケーキやコーヒーをいただくこともでき、いつも賑わっています。この店の看板商品のひとつが、「レアチーズケーキ」。まったりと濃厚なクリームチーズに、レモンの酸味がきいており、甘さは控えめ。レアチーズケーキ専用に焼き上げるという土台のビスケットは、香ばしく、ほどよいサクサク感が残っています。サイズはやや小ぶりで、最後まで飽きずに食べられるちょうどいい大きさです。

「しろたえ」のレアチーズケーキは、1日に500個が完売する人気商品で、夕方にお店に行くと、たいてい売り切れているほど。私の事務所は、いま、文京区の春日にありますが、2年前までは、40年近く赤坂に事務所を構えていました。場所は溜池山王寄りでしたが、赤坂見附に近い「しろたえ」までは徒歩で行ける距離。レアチーズケーキとシュークリームが私のお気に入りで、午前中出社前に店に立ち寄ったり、早い時間に事務所のスタッフに買いに行ったりしてもらったものです。いま、デパートの地下などにある洋菓子売り場を見ると、大変凝ったデザインのケーキが並んでいます。そうしたケーキを目で楽しむのもいいのですが、「しろたえ」のレアチーズケーキは、見た目はいたってシンプルです。だからこそ、舌の記憶に残り、「もう1回食べたい!」と思うのではないでしょうか。

レアチーズケーキ

西洋菓子しろたえ 赤坂

※掲載情報は 2015/01/31 時点のものとなります。

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キュレーター情報

岸朝子

食生活ジャーナリスト

岸朝子

大正12年、関東大震災の年に東京で生まれ、女子栄養学園(現:女子栄養大学)を卒業後、結婚を経て主婦の友社に入社して料理記者歴をスタート。その後、女子栄養大学出版部に移って『栄養と料理』の編集長を10年間務める。昭和54年、編集プロダクション(株)エディターズを設立し、料理・栄養に関する雑誌や書籍を多数企画、編集する。一方では、東京国税局より東京地方酒類審議会委員、国土庁より食アメニティコンテスト審議員などを委託される。
平成5年、フジTV系『料理の鉄人』に審査員として出演し、的確な批評と「おいしゅうございます」の言葉が評判になる。
また、(財)日本食文化財団より、わが国の食文化進展に寄与したとして食生活文化金賞、沖縄県大宜味村より、日本の食文化の進展に貢献したとして文化功労賞、オーストリア政府より、オーストリアワインに関係した行動を認められてバッカス賞、フランス政府より、フランスの食文化普及に努めた功績を認められて農事功労賞シュバリエをそれぞれ受賞。
著書は『東京五つ星の手みやげ』(東京書籍)、『おいしいお取り寄せ』(文化出版局)他多数。

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