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避暑地にうってつけの夏の北海道は野菜も豊富
関東から南では連日、猛暑が続いていて、テレビでは「40度を超えました!」と放送されている昨今ですが、東北や北海度は、そうでもない地域も多いです。しばらく北海道におりましたが、最高気温でも19度くらいで涼しいというか、風が吹くとけっこう寒かったり。やはり日本は広いなと感じました。と共に8月の北海道へ行くといつも思うのは、野菜の豊富さです。小松菜やほうれん草などの葉物、とうもろこし、トマトなど様々な野菜が旬を迎え、しかも美味。爽やかな気候も素晴らしく、9月までずっと居たくなっちゃいます。そんな北海道の食材にじゃがいもがあります。茹でたじゃがいもにバターを塗って味わえば、もうそれだけで贅沢な気分。それが気軽に味わえてしまう商品が「バタじゃが」です。
じゃがいもの美味しさと北海道バターのコクが一体化
この類の商品はいくつか販売されていますが、今のところ私がイチオシなのが株式会社 南富良野町振興公社の「バタじゃが」。南富良野町は北海道の中心部から少し南側にある、人口約2500人の小さな町。かなやま湖などの自然豊かな地で、国設のスキー場があったり、映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地となった幌舞駅があったり。そんな南富良野町の振興公社が製造販売している「バタじゃが」は、富良野産の男爵いも(遺伝子組み換えでない)を皮つきのまま茹であげて、良質な北海道バターと食塩で味付けをしただけ。潔いほどの素材の良さが伝わってきます。温める場合は、電子レンジでもいいですがオーブンで3分ほどで香ばしさが加わり、より美味に。でも一番凄いなと思ったのは、購入した後に、封を切ってそのままダイレクトに味わった時。これだけで美味しいのが凄い! その手軽さにも脱帽です!
※掲載情報は 2018/08/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。