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抹茶独特の苦みがないので、抹茶が得意ではない方にもおすすめの能登椽 稲房安兼の茶だんご
宇治生まれの人たちにとって、子供の時のおやつは、茶だんごが定番。それぞれ好みの茶団子屋さんがありますが、今回は、【宇治シリーズ其の弐】として、『能登椽 稲房安兼』の茶だんごを紹介します。
今回の茶だんごは、宇治の人に愛されており、普段使いにおすすめ。なぜなら、抹茶の味が柔らかくはんなりしていて、自己主張しすぎていないからです。
抹茶独特の苦みがないので、抹茶が得意ではない方にもおすすめです。
どちらかというと、煎茶のようにさらっとした印象が強い茶だんごかもしれません。
さらさらと食べられ、どのお茶とも相性はバツグンです。
子供の頃から、慣れ親しんでいて、見ただけでどのお店のものか分かるくらい馴染みがあって、子供の頃からずっと好きな味です。
今でこそ、お茶ブームで、様々なお茶がペットボトルでも楽しめる時代になりましたが、
まだまだ茶だんごの世界は奥深いので、宇治に遊びに来て食べ比べしてみるのもおすすめです。
茶だんごは白米を日光に乾かして石うすでひいた「しんこ」と呼ばれる粉を丸め、抹茶と砂糖を加えて蒸したもの。砂糖の加え加減や蒸し方には、色々と家伝があります。あまり甘すぎても、足りなくても味わいがないものですが、『能登椽 稲房安兼』の家伝による製法で作った茶だんごは、とてもまろやか。54粒で750円(税込)と買いやすい価格なので、新しくなった平等院に行かれる機会がありましたら、ちょっとした手土産にいいと思います。
※掲載情報は 2018/07/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
枝魯枝魯代表
枝國栄一
2000年枝魯枝魯創業、現在は京都、東京、パリ、ハワイ店を経営兼、総料理長。
2011年以来偶数月は日本、奇数月にパリ店にて板前に立つ