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そのおいしさに子どもたちがびっくり!
編集者・庶民派フードジャーナリストという仕事柄、周りにはおいしいものを知る人がたくさんいます。そんな中、ずっと前から噂を聞いていた、東京・大田区西馬込にある『メゾン・ド・プティ・フール』というケーキ屋さんのクッキー。「もう、めちゃくちゃおいしいの!」といろんな人から聞いていたのですが、西馬込に行く用事などなく……そんなこんなで数年経ってしまいました。
ある日、伊勢丹新宿店で買い物をしていると、催事で『メゾン・ド・プティ・フール』がきていたので、これはラッキー!とうわさのクッキー缶(正式名は「プティ・フール・セック S缶」)を買ってみました。
中には4種類のクッキー。ガレット(ナント風バターサブレ)、ニ・ダブリコ(鳥の巣の意味を持つ、杏ジャムがのったクッキー)、ディアマン(バター香るアーモンドサブレ)、コルネ(角の意を持つとんがりクッキー。プラリネクリーム入り)。
どれも派手なものではない正統派のクッキーなんですが、1つひとつが味わい深い。
その証拠に、うちのちびすけがこのクッキーのおいしさに驚いたらしく、おやつに出したあと、“自分の陣地”にこのクッキー缶を確保していました(笑)。
あるシェフが言っていたのですが、食べ物を作るうえでいちばん怖いお客さまというのは“子ども”なんですね。彼らはブランド名にも、歴史にも左右されず、ただおいしいか、おいしくないかだけで判断をする。だからこそ、「その子どもがうれしそうに食べるっていうのは、本当においしものなんだよ」という言葉。
まさにその通りで、本当においしかったんでしょうね。
だから“缶ごとキープ”したんだと思います。
缶には、お菓子のモチーフが描かれており、ちょっとファンシーでノスタルジック。もう少し種類が入ったM缶、L缶もあるのですが、私はこの片手で持てるサイズのS缶が好きです。
でもこれが1000円台で買えるのがうれしい(1728円です)!
いろんな焼き菓子を食べてきましたが、トップクラスに入るおいしさ。
だからこそ、大切な人への手土産に使いたいと思います。
※掲載情報は 2018/05/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
編集者・ライター
中田ぷう
大学卒業後、大手出版社に勤務。2004年に独立。モデルの中林美和さん、AYUMIさん、前田ゆかさん、食空間プロデューサー山本侑貴子氏、スタイリスト福田栄華氏の著書をはじめ、多くの料理本や暮らしの本のプロデュース・編集・ライティングを手がける。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。
インスタグラムでは日々の食事とおいしいものをアップしている。
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