記事詳細
紹介している商品
宇治に行くと必ず買う、茶所宇治の地元抹茶を使った宇治駿河屋の茶だんご
宇治名物の茶だんごは、宇治生まれの人達にとって、子供の時のおやつの定番。地元には、それぞれ好みの茶団子屋さんがありますが、今回は、【宇治シリーズ其の壱】として、『宇治駿河屋』の茶だんごを紹介します。
あっさり系のものや、食感は固めだけど日持ちがするものなど、様々な特徴がありますが、ここのだんごの特徴は、抹茶が濃く、しっかりと抹茶感が味わえること。
私は、甘さ控えめで抹茶の味が濃い、この『宇治駿河屋』の茶だんごが好きです。
宇治駅から平等院の近くの門前には、数多くのお店があり、どこも茶だんごを売っていますが、抹茶の味が濃いものを好まれる方は、ぜひこのだんごがおすすめです。
ちなみに、この茶だんごは、小さい頃から食べていて、例えば、親が市役所にや総合体育館に行ったりした際のお土産として買ってくることが多く、馴染みがありました。子供の頃は、むしろ苦くて嫌いでしたが、大人になるにつれ好きになってきたというエピソードがあります。
一昨年くらいに、フランスから友達が来た際に、久々に食べてみたら、やっぱり美味しいなと思わせた茶だんご。甘さもあるので、あっさりと、ほうじ茶や煎茶と一緒に食べてみてください。
今でも、宇治に行くと必ず買う『宇治駿河屋』の茶だんごは、茶所宇治の地元抹茶、粉も関西方面で使われる「米の粉」のなかでもとくに細かい粉である「上用粉」、原料米は国内銘柄米を使用し、指定工場で胴突き製粉したものを使用しているとのこと。
また、抹茶の風味に大切な水にもこだわり、着色料・香料・保存料は一切使用していないので、日持ちは2日間と短いですが、この小箱サイズで、540円(税込)と買いやすい価格なので、新しくなった平等院に行かれる機会がありましたら、ちょっとした手土産にいいと思います。
次回は、【宇治シリーズ其の弐】として、あっさり系のだんごを紹介します。
※掲載情報は 2018/05/10 時点のものとなります。
- 12
キュレーター情報
枝魯枝魯代表
枝國栄一
2000年枝魯枝魯創業、現在は京都、東京、パリ、ハワイ店を経営兼、総料理長。
2011年以来偶数月は日本、奇数月にパリ店にて板前に立つ