香ばしいプチプチゴマと抹茶チョコの新食感『セゾン ド セツコ』の「かさね焼き」

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美しい箱に想いを重ねて贈れる 日本の多彩なスイーツ

香ばしいプチプチゴマと抹茶チョコの新食感『セゾン ド セツコ』の「かさね焼き」

日本のショコラトリー『セゾン ド セツコ』から出た新商品「かさね焼き」。クッキーでもなくせんべいでもない。何のカテゴリーに入れて良いのかわからない、そもそも、どのカテゴリーにも入れたくないような……そんな斬新な逸品。人は本当に美味しいと思ったものには、美味しいと口に出す以前に思わず唸ってしまうものだけど、ごまのプチプチと抹茶チョコの絶妙な和のハーモニーを味わいながら、久しぶりに食べながら唸りました。

 

「かさね焼き」は「ごま」と「抹茶」に「ショコラ」を組み合わせる斬新なアイディアだけでなく、「和の要素」が凝縮された和風の味。「ごま」は多くの和風の料理に使われていますし、和菓子などでも使われていますが、その「ごま」の風味と私達日本人が大好きな茶、しかもスペシャルな抹茶のお味の組み合わせ、一口一口食べ進めていくうちに、心がほっこり和んでいきます。また、和みつつも感じた嬉しさも印象的でした。表現が難しいのですが、今まで知らなかった味が自分の中に広がって、誰に自慢するでもないけれど、その味を知っている自分に酔ってちょっといい気分みたいな。本当に、美味しいものを味わうのと笑顔はワンセット、緊張していた糸がするっと解け、心がすーっと緩んで口角が上がり、平和な気持ちになれる、そんな印象的な逸品です。

 

この「かさね焼き」は「金ごま」と「黒ごま」の2種類。味の好みはそもそも「金ごま」がお好みか「黒ごま」がお好みかにもよりけりというのが前提ですが、どちらもごまが香ばしく、プチプチしているのは変わらず。中にサンドされた抹茶チョコレートとのハーモニーがたまらなくマッチングしていて口の中で「かさね焼き」がなくなってしまう直前に、残りのエキスをちゅーっと吸いたくなる。なぜだろう?と思って思い当たったのは、抹茶を使っているチョコレートのせいでしょうか、口の中でなくなる直前のほんの一瞬だけ抹茶を飲んでいる錯覚に陥るからかも。食べているけど最後は飲んでいるような初めての感覚、面白いな~と思いました。また、老若男女問わず愛される少ないお菓子の1つだと思います。

美味しさを引き立てるのは? お茶とお菓子のマリアージュ

私にとってこの新しい味わいや食感をきっかけに、一体どんなお茶と合うのだろう?と探求心が目覚め「かさね焼き」とお茶のマリアージュをあれこれ試してみましたが、いちばんのお勧めは“日本茶”でした。また、日本の緑茶の中でも数種類試してみたのですが、さわやかな香り、柔らかくまろやかなお味が特徴の福岡県の“八女茶”がとてもよくマッチングしていたように思います。また、抹茶と合わせるとサンドされている抹茶チョコとマッチングして更に抹茶感がアップ。お茶とお菓子のぺアリングは季節によっても感じ方が多少変わりますが、今のこの時期にはこのマッチングがとてもおいしく感じられて、お菓子もお茶も更に進みます。

香ばしいプチプチゴマと抹茶チョコの新食感『セゾン ド セツコ』の「かさね焼き」

ショコラやマロングラッセなど、『セゾン ド セツコ』のお菓子はどの商品もすごく繊細。味や見た目、使う材料など細部まで日本や日本人の心を表している商品ばかりで、パッケージやデザインに至るまで、「和の要素」がいっぱい。特にこの重ねて贈れるお重のような箱には金と白の糸があしらわれていて、細かで美しい気配りが感じられます。

香ばしいプチプチゴマと抹茶チョコの新食感『セゾン ド セツコ』の「かさね焼き」

『セゾン ド セツコ』の商品はどの商品にも日本の文化や美しさがセット。こちらのお写真のように、「ショコラ」「マロングラッセ」「かさね焼き」と3つをセットにして贈ることもできます。1つの箱にたくさん入っているのも楽しいですが、このように1つ1つ選ばれたものがセットされているのも玉手箱のようでもらう側としては嬉しいです。

香ばしいプチプチゴマと抹茶チョコの新食感『セゾン ド セツコ』の「かさね焼き」

ショコラは日本の「四季」を味わい豊かな素材で表し、豊かで趣きある「色彩」、受け継がれる作法や慣習などの様式美など、「四季・色・式」がテーマ。写真のショコラは、一箱に春夏秋冬の味わいを集めたもの。こちらのショコラも色々なお茶と組み合わせてみましたが、テーブルでカジュアルに点てたお薄の抹茶がよく合いました。お抹茶と合わせるとより丁寧にお菓子をいただけるような気がするのは、日本の茶文化のお陰なのかもしれません。

香ばしいプチプチゴマと抹茶チョコの新食感『セゾン ド セツコ』の「かさね焼き」

個人的に大好きな「朝日酒造」の黒糖焼酎のマロングラッセも一緒に重ねて贈ることができます。マロンの甘さや味わいとお酒のバランスがほどよく、後味が特徴的なマロングラッセは紅茶と合わせるのが定番。マロングラッセを大いに味わいたい時は、癖のないセイロン紅茶をたっぷりといただき、ドラマティックに食したい時には、香り高いダージリンと合わせるペアリングが楽しいです。

 

3つのセット全てのご紹介をさせていただきましたが、『セゾン ド セツコ』の商品は国内外を問わず、多くの人の心を捉えられる要素がたくさん。穴場では羽田空港でも販売しているので、空港でさっと手土産を買うのにとても便利ですが、都内だと日本橋三越や池袋東武百貨店でゆっくり選んで購入できます。また、お贈りした方によく驚かれるのですが、『セゾン ド セツコ』は誰もが知っているメリーチョコレートカムパニーのブランドの1つ。そんなサプライズもお贈りする人に添えて贈るのも楽しいものです。

紹介しているお店
セゾン ド セツコ

※掲載情報は 2018/04/26 時点のものとなります。

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キュレーター情報

宮原昌子

茶ムリエ/メンタルコーチ

宮原昌子

綜合商社勤務を経て結婚。上海に住んだことをきっかけに、上海で中医学・中国茶を学び、飲むこと・食べることが毎日を健康で楽しく過ごすことになると実感。
帰国後、中国茶専門店にて通訳・バイヤー・コーディネート等を手掛け、2004年より茶ムリエとして活動。自宅サロン主宰・企業や団体へのセミナー講師・雑誌やテレビ等の茶の監修・執筆業など多岐にわたり活動後、広州へ転居、華南農業大学茶学部の聴講生となる。
帰国後、クリニックに勤務、心のケアを実動で学び、心理学・コーチングを学ぶ。中医学と茶の理論に加え、心理学とコーチングを掛け合わせた独自のメソッドで、自己治癒力を高める方法・セルフケアのアドバイスを行うと共に、体質にあった茶の選び方を提案している。悩みを明確に整理し、本当にやりたいことの目標・プロセス設定で目標達成をサポートするコーチングセッションは、自信を持って自分らしく生きていけると好評 
上海医薬大学 推拿科卒業
中国労働省和社会保障部公認資格 高級茶藝師・評茶師
銀座コーチングスクール  GCS認定コーチ

監修本:別冊Lightning vol.53「ペットボトルのお茶の本」 枻出版社

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