店頭で見つけたら幸運!北海道の幻チョコレートブラン

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「人生という旅」という詩への想いを洋菓子に込めて

店頭で見つけたら幸運!北海道の幻チョコレートブラン

北海道に詳しい方からいただいた手土産。『ルタオ』さんの「プルミエまあある」が人気とのことで食したところ、驚くほどのサクサク感がたまらない。現在、店頭にあるもののみの販売で、完売続出。もし、北海道で見かけたら、その運の良さに喜んでほしい手土産である。今回はコラムに、ある詩もご紹介したい。

店頭で見つけたら幸運!北海道の幻チョコレートブラン

『ルタオ』は小樽の中心であるメルヘン交差点に大きな塔のような形のお店を構えている。フランス語で“親愛なる小樽の塔”という「La Tour Amitié Otaru」に、小樽(おたる)の地名をアレンジし『LeTAO(ルタオ)』という名前をつけたとのこと。

 

「プルミエまあある」を一口食べてみると、中にはラズベリーとストロベリーのチップが入っており、ほんのりとした酸味がアクセントになっている。ホワイトチョコレートの甘さとのバランスが、ほどよい。ちなみに、チョコレートも今ブームの発酵食品

店頭で見つけたら幸運!北海道の幻チョコレートブラン

サクサクと軽い食感ではあるが、一枚食べ終わるとしっかりとお腹に食べた感覚が残り、満足感が得られるのが不思議だ。それでも、甘酸っぱさがクセになり、思わず3枚も食べてしまった。

 

もし時間がある時、以下の詩を読んでいただきたい。

これが『ルタオ』さんの創始者の河越さんが大切にし、開業と同時に碑に刻んだ想い。確かに、このチョコレートブランには人生の甘いも酸いも込められている。

 

「悲しみが多ければ そんなに悲しいとは思わない

苦しみが多ければ そんなに苦しいとは思わない

人は誰だってひとつやふたつ いや

それ以上の悲しみや苦しみを持ちながら

生きているのかもしれない

悲しみが多ければ それだけ人を思いやれる

苦しみが多ければ それだけ人に優しくできる

“人”っていう字は互いに助け合っている

ひとりでは誰だって生きていけない

だから人は誰かを求めながら生きている

それが人生という旅なのかもしれない

田島隆宏」

(ルタオHPより引用)

 

私が初めてテレビに生出演をした前日に、赤坂の豊川稲荷でのお参りの仕方を教えてくださった方からの手土産でいただいた。その当時から6年が経った。

 

もしかしたら、この洋菓子を通じて、今の私に何かのメッセージを込めて選んでくださった手土産だったのかもしれない。

※掲載情報は 2018/04/11 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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