揚げパンに挟んだサラダはクセになる!?大分県臼杵市『パンロード』のサラダパン

揚げパンに挟んだサラダはクセになる!?大分県臼杵市『パンロード』のサラダパン

記事詳細


紹介している商品


人口約37,000人の町で一日に500個も売れるサラダパン

大分県臼杵市に一週間滞在しています。気軽に行ける飲み屋はあるか、自分に合ったスーパーはあるかなど住む目線で旅をしているのですが、この街は全て揃っています。
この旅を始めて感じたのは美味しいパン屋が近くにあるだけで幸せな気持ちになれるということです。それを教えてくれたのが、今回、お借りしていた一軒家の近くにある石窯パン工房『パンロード』。
持ち帰って、お気に入りのサンルームで大分産の牛乳と一緒に食べることもあれば、そのままお店でいただくこともあります。ちなみに店内で食べる場合、コーヒーは一杯無料になるという嬉しいサービスがついています。
この店で特にやみつきになったのが「サラダパン」。サラダが挟んであるサンドイッチは珍しくありませんが、マヨネーズで和えたキャベツ、きゅうり、ソーセージを挟んでいるのは、なんと揚げパンなのです。これがハマる。
それを証明するかのように、このサラダパンは1日に500個売れる日も珍しくありません。大都市ではたいしたことのない数字かもしれませんが、臼杵市の人口は約37,000人。つまり74人に1人以上食べる日があるということです。わかりにくい? 書籍でいえば200万部に近いかと……。どちらにせよわかりにくいですね。ともかく臼杵市の方々にとってはソウルフードの一つなのではないでしょうか。少なくとも僕は、今後、臼杵市の名物を聞かれたら、ふぐ、とり天、サラダパンと答えるでしょうね。

サラダパン

石窯パン工房パンロード 住所:大分県臼杵市市浜1070-1

※掲載情報は 2018/03/20 時点のものとなります。

  • 6
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
揚げパンに挟んだサラダはクセになる!?大分県臼杵市『パンロード』のサラダパン
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

イシコ(石原英一)

旅行作家・エッセイスト

イシコ(石原英一)

1968年岐阜県生まれ。静岡大学理学部数学科卒業後、大道芸を使った子供ショーをしながら全国を行脚する生活を10年程続ける。2003年(有)ホワイトマンプロジェクト設立。5年間限定で国内外問わず50名近いメンバーが顔を白塗りにすることでさまざまなボーダーを取り払い、ショーや写真を使った表現活動や環境教育を行う。一方、女性ファッション誌編集長、WEBマガジン編集長を経て、「MONOマガジン」や「散歩の達人」などに連載を持つようになり、エッセイストとしての活動を始める。2008年から2009年まで「SKYWARD」、「SANKEI EXPRESS」、「nakata.net」など新聞、雑誌、WEBに「旅」や「食」をテーマにした連載やブログを持ちながら世界一周。
帰国後、岐阜県安八町に移住し、ヤギと暮らしながら、「旅」と「散歩」をテーマにWEB、書籍、テレビ、講演、商品プロデュースなどを通して表現している。著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎文庫)、「世界一周ひとりメシ in JAPAN」(幻冬舎文庫)、「世界一周飲み歩き」(朝日文庫)がある。

次へ

前へ