焼いて食べるチーズ!?たかすファーマーズの「カチョカヴァロ」

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イタリアに一ヶ月ほど滞在していた時、ローマ在住の日本人デザイナーの部屋に入り浸っていました。毎日、昼頃になるとイタリア人がやってきます。自家製のペットボトルのワインと様々なチーズを手にして。
ある日、日本酒を入れるとっくりのような形をしたチーズを持ってきました。その時、「カチョカヴァロ」という言葉を初めて耳にしました。ナポリをはじめ南イタリアで盛んに生産され、火を通さないで熟成させる硬いチーズです。
イタリア語で「カチョ」はチーズ、「カヴァロ」は馬を意味します。どうして馬なのか。話を聞くと、このチーズを熟成させる際、袋に詰めたもの二つを紐でつないで横棒などに振り分けてぶら下げる様子が、馬の鞍の左右にぶら下げて運ぶ様に似ていたことから、そんな名前がついたのだとか。

焼いて食べるチーズ!?たかすファーマーズの「カチョカヴァロ」

チーズをスライスしてフライパンでこんがり焼きます。カリカリに焼いて食べてもおいしいし、少しとろけるくらいに温めて食べてもおいしい。どちらも赤ワインによく合い、いつものように3時間のランチが始まるのです。
先日、岐阜の「ひるがの高原サービスエリア」に立ち寄りました。ここのサービスエリアには美味しいものがたくさん置いてあることを教えてもらったのです。ここでまさかのカチョカヴァロ発見! 販売されているとは思ってもみませんでした。イタリアで食べて以来の再会に喜び、さっそく購入。

焼いて食べるチーズ!?たかすファーマーズの「カチョカヴァロ」

自宅に戻り、さっそくスライスして焼き始めました。冬の寒い日にチーズを焼きながら、赤ワインをちびちび飲む時間はたまりません。

※掲載情報は 2018/01/06 時点のものとなります。

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キュレーター情報

イシコ(石原英一)

旅行作家・エッセイスト

イシコ(石原英一)

1968年岐阜県生まれ。静岡大学理学部数学科卒業後、大道芸を使った子供ショーをしながら全国を行脚する生活を10年程続ける。2003年(有)ホワイトマンプロジェクト設立。5年間限定で国内外問わず50名近いメンバーが顔を白塗りにすることでさまざまなボーダーを取り払い、ショーや写真を使った表現活動や環境教育を行う。一方、女性ファッション誌編集長、WEBマガジン編集長を経て、「MONOマガジン」や「散歩の達人」などに連載を持つようになり、エッセイストとしての活動を始める。2008年から2009年まで「SKYWARD」、「SANKEI EXPRESS」、「nakata.net」など新聞、雑誌、WEBに「旅」や「食」をテーマにした連載やブログを持ちながら世界一周。
帰国後、岐阜県安八町に移住し、ヤギと暮らしながら、「旅」と「散歩」をテーマにWEB、書籍、テレビ、講演、商品プロデュースなどを通して表現している。著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎文庫)、「世界一周ひとりメシ in JAPAN」(幻冬舎文庫)、「世界一周飲み歩き」(朝日文庫)がある。

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