長寿だった徳川家康にあやかった紅家の「長寿柿」

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家康公のお膝元藤枝で旬の贅をつくした柿菓子。食べると長生きできそうです。

長寿だった徳川家康にあやかった紅家の「長寿柿」

 74歳まで生きた徳川家康公。今の年齢に換算すると100歳近い齢まで生きたことになるそうです。長寿の秘訣は徹底した健康管理。
 自ら漢方薬を作って飲むほど、身体への関心の強い人でした。
 そんな家康への献上品は、吟味が大変です。うまいだけでなく、体に少しでも害のあるものはねなられてしまうのです。
 静岡県藤枝は、徳川家康公の陣の元。
 ここに藤八という農夫がいました。彼のつくる干し柿は、あまりにうまい。
 秋の太陽をふんだんに浴びた甘さは格別でした。
 献上品に選ばれた柿は「藤八柿」とこの農夫の名前がつけられたほど。
 この「藤八柿」にならい、中に白餡をつめ氷餅をまぶしたのが「長寿柿」です。食べた瞬間、干し柿のもちっとした食感です。
 さらに噛み込むと、白餡の柔らかさが一体になります。自然の甘さが口に広がり、これを静岡のお茶とともに食すと確かに長生きできそうな気がしてくるのです。
 今年84歳になる母も、この「長寿柿」が大好き。
 いつまでも元気でいてほしい方へのお土産にも、ぴったりではないでしょうか。

※掲載情報は 2017/10/08 時点のものとなります。

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キュレーター情報

ひきたよしあき

スピーチライター/コラムニスト

ひきたよしあき

(株)博報堂で、広告クリエーターとして働くかたわらで、「朝日小学生新聞」などにコラムを書いています。出張、撮影、講演で全国を回りながら、おいしいものを送ったり、頂いたり。誰かに何かを送ろうとする時、そこに素敵なエピソードが生まれます。高い安い、有名無名に関わらず、できればその一品にまつわる物語までお伝えしようと思っています。皆さんからの情報もお待ちしています。主な著書「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ ことばの玩具箱」(京都書房)「大勢の中のあなたへ」(朝日学生新聞社)

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